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ゴーラ人(ゴーラ語:)は、「高地人」を意味し、コソボ、マケドニア共和国、アルバニアの3地域にまたがるゴーラ地方に居住する南スラヴ人の集団である。「我が人々」を意味するナシンツィ()の自称も使われる。同じ地域に住むアルバニア人による他称としてブルガレツィ()〔Albania: from anarchy to a Balkan identity, Miranda Vickers, James Pettifer, C. Hurst & Co. Publishers, 1997, ISBN 1850652791, p. 205. 〕〔Albania: geografia della transizione Luca Zarrilli, Published by F. Angeli, 1999, p. 74. 〕、トルベシュ()、ポトゥル()〔Dokle, Nazif. Reçnik Goransko (Nashinski) -albanski, Sofia 2007, Peçatnica Naukini akademiji "Prof. Marin Drinov", s. 5, 11〕がある。ゴーラ人の話す言語はゴーラ語であり、ゴーラ人自身は「我らの言語」を意味するナシンスキ()の呼称で呼んでいる。ゴーラ地域のうちコソボに含まれる部分はシャリ / ドラガシュ自治体に、アルバニアの部分はシシュタヴェツ自治体に、マケドニア共和国の部分はシャル山地地域に含まれる。主にイスラム教を信仰しており、多種多様な民族文化に富んでいる。彼らはボシュニャク人、セルビア人、ブルガリア人、マケドニア人などの一部とされてきているが、そのいずれとも異なる少数民族とする見方もある〔Kosovo: the Bradt travel guide, Gail Warrander, Verena Knaus, Published by Bradt Travel Guides, 2007, ISBN 1841621994, p. 211. 〕〔Historical dictionary of Kosova, Robert Elsie, Scarecrow Press, 2004, ISBN 0810853094, p. 70. 〕。ゴーラ人の一部は既にアルバニア化されている〔Bulgarians in the region of Korcha and Mala Prespa (Albania) nowadays, Balkanistic Forum (1-3/2005), South-West University "Neofit Rilski", Blagoevgrad, Pashova, Anastasija Nikolaeva; Issue: 1-3/2005, Page Range: 113-130.〕。1991年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国によって行われた国勢調査では、ゴーラ人たちは自身をムスリム人と回答している〔Religion and the politics of identity in Kosovo by Gerlachlus Duijzings, C. Hurst & Co. Publishers, 2000, ISBN 185065431X, p. 27. 〕。マケドニア共和国においても、彼らの民族自認はその宗教によるところが大きい〔Who are the Macedonians? by Hugh Poulton, edition: 2, revised, C. Hurst & Co. Publishers, 2000, ISBN 1850655340, p. 209. 〕。 == 用語 == ゴーラ()はこの地域を指し示す言葉として伝統的に用いられており、「山」や「高地」を意味している。ゴーラ語で「山地人」「高地人」を意味するゴランツィ()は、日本語では「ゴーラ人」と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴーラ人」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gorani people 」があります。 スポンサード リンク
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