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ゴルゴネイオン
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ゴルゴネイオン
ゴルゴネイオン(Gorgoneion, 複数形Gorgoneia, )とは古代ギリシアのペンダントを起源とする、ゴルゴーン(メドゥーサ3姉妹)の首をかたどった絵や彫刻〔.〕。ギリシア神話のゼウスやアテーナーもペンダントとして身に付けていたとの伝説がある〔。1世紀のや紀元前3世紀のにも描かれている。 == 概要 == 紀元前8世紀のホメーロスはゴルゴンに関する4つのエピソードを書き残しているが、いずれも頭部の描写しかしておらず、まるで体が無いかのようである〔 。20世紀始めのイギリス古代学者は「メドゥーサは元は首だけのものであり、体を持った存在としての描写は後に改変されたものである」と述べている〔.〕。 紀元前5世紀まで、醜い首として描写されており、突き出た舌、イノシシのような牙、腫れた頬、ギョロっとした目、周りを取り巻く蛇などが特徴だった。ゴルゴネイオンのような顔の正面からの描写は、古代ギリシアでは珍しい。いくつかはあご髭を生やした顔であり(恐らく流れる血をイメージしたもの)、ディオニューソス同様に感情荒ぶる神として表現されている。 紀元前5世紀中頃になると、ゴルゴネイオンは戦士として描かれるようになり、グロテスクさよりも恐ろしさが強調されるようになった。牙が描かれることは少なくなり、代わりに蛇と共に描かれることが多くなった〔。として知られるヘレニズムの彫刻は、醜さは無く、美しい女性として描かれている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴルゴネイオン」の詳細全文を読む
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