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ゴーカー・メディア : ミニ英和和英辞書
ゴーカー・メディア[かー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

ゴーカー・メディア : ウィキペディア日本語版
ゴーカー・メディア[かー]
ゴーカー・メディア(英語:Gawker Media)とは、アメリカ合衆国ニューヨーク市のオンラインメディア企業(ブログパブリッシャー)である。ギズモードライフハッカーなど有力なメディアを抱えて、ブログネットワークを形成している。
== 概要 ==
ゴーカー・メディアは、ブログを使ったメディアの最大手企業である。2010年に発売前の新型iPhone流出事件で、世界的に知られるようになり、日本でも代表的なブログ・メディアとして紹介される事が多い。gawkとはボケーと見るという意味の英語で、ゴシップを紹介するGawker.com、仕事術を紹介するLifehacker、ガジェットを紹介するギズモードなど多数のブログを所有している。日本語版のライフハッカーやギズモードやKotakuもライセンスしており、Yahoo!ニュースなどにも配信している。
報道内容はブログごとに異なるが、例えばゴーカー・ドットコムは日本の毎日デイリーニューズWaiWai問題Made-Up Japanese Sex Stories 〕や東原亜希に対するジョーク〔Is This Smoking Hot Japanese Model to Blame for the Boeing Dreamliner’s Overheating Battery Problem? Yes 〕〔東原亜希 米メディアが「デスブログレディー」と伝説を紹介 〕を紹介する事もある。quantcastのデータによると、利用者は648万人/月~1151万人/月、ページビューは5634万/月~1億815万/月(2012年全世界)で、アメリカ合衆国が大半を占め(7~8割)、その他にカナダやイギリス、オーストラリア、インドからのアクセスが多い〔quantcast - gawker.com 〕。
;ゴーカー・ドットコムのトップストーリーの例(2013年1月18日):「フットボールのスターのマンタイ・テオが、死んだ女の子をでっち上げて・なりすました人に騙された。今年もっとも狂った話を説明する6つの理屈」「共和党下院議員達が元奴隷農場に集まって、黒人と会話の練習」「マライア・キャリーニッキー・ミナージュアメリカン・アイドルで口論したのがマジかなんて誰が気にするの?面白いじゃん」「報道、サイエントロジーとマンタイ・テオ:多指症の除け者を捜索中」「自分の仕事を中国にアウトソーシングして、猫のビデオをみたり、上手く誤魔化していたアメリカ人のやり方。彼を捕まえた男が語る」「アルジェリア軍が34人の人質を殺害した模様、アメリカ人も被害に、無様なヘリコプター攻撃(最新版)」「オフィス・マネージャーを募集するこの求人広告は、これから毎週同人作品を読んだとしても見つからない位に、ぶっ飛んだ作品だ」〔Internet Archive 2013年1月18日 〕。
ゴーカー・メディアはプロのブロガーを雇ってブログを使ったメディアを沢山作る一方で、ブログシステムや広告・渉外は一本化して利益を得るというビジネスモデルを発明・実践した企業の1つとして知られている。これを行う企業はブログパブリッシャー(ブログ出版社)と呼ばれることもある〔。低コストな経営で、1つのブログの担当記者は初期には1~2人、現在でも5~10人で、名前の売れた記者でも年収3万ドルだとすっぱ抜かれたことがある〔
〕。その後5万ドル以上になったというが、記者はどんどん転職し企業も引き止めない。不況になれば売上の低いブログは売却し、スタッフはリストラしてしまう。一方、読者はブランド・ロイヤルティが高いので、好不況に関係なく読者を続けてくれると言う。技術的なコダワリが強く、同業他社のようにWordPressTypePadを使わずに、独自プラットフォームを採用している。アダルトサイトのフレッシュボットのように、ゴーカーメディアの独自プラットフォームに向いていない場合はシステムを改変するのではなく、ブログの売却を選択する〔。また記事のライセンスにはクリエイティブ・コモンズ非営利)を採用し、引用・転載の自由度が高いことも特徴の1つである。
ゴーカー・メディアはアメリカ合衆国のメディアだが、イギリスオーストラリアなど世界各国にローカル版を作っている。運営は現地のパートナー会社に任せていることが多く、例えば日本版は株式会社インフォバーンの子会社のメディアジーン〔インフォバーン・グループ メディアジーンのご紹介 〕、ブラジル版はF451社、インド版は大手新聞のザ・タイムズ・オブ・インディア社が運営していると言う〔。コンテンツにはアメリカ版の翻訳記事の他に、運営会社が作成した記事もある。直営方式で運営している場合もあり、ハンガリー版ではオーナーのフィナンシャル・タイムズ時代の同僚のラズロ・シリ(Laszlo Szily)が協力している。またスペイン版はGuanabee社を買収して、ニューヨークとスペインでコンテンツを作成して配信している〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゴーカー・メディア」の詳細全文を読む




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