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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ゴーストザッパー (') は、アメリカ合衆国の競走馬である。2004年のブリーダーズカップ・クラシックを1分59秒02のレコードタイムで優勝した。2004年のエクリプス賞年度代表馬、最優秀古馬に選出された。) は、アメリカ合衆国の競走馬である。2004年のブリーダーズカップ・クラシックを1分59秒02のレコードタイムで優勝した。2004年のエクリプス賞年度代表馬、最優秀古馬に選出された。 == 競走馬時代 == 2002年11月16日のハリウッドパーク競馬場のダート6.5ハロン戦でデビューし、2着に9馬身差をつけて勝利。2戦目は敗れるものの、2003年になって3戦目、4戦目の一般戦を連勝して4戦3勝とする。なお、3戦目から鞍上はハビエル・カステラーノに替わっている。5戦目はキングズビショップステークスと初めて重賞に出走するが、勝ち馬から1/2馬身差の3着に敗れる。続いてヴォスバーグステークスに出走し、2着馬に6.1/2馬身差をつけて初G1制覇を果たした。 年が明けて2004年は同馬にとって飛躍の年となった。緒戦7ハロンのG2トムフールハンデキャップを4馬身1/4差で勝利した後、ここまで7ハロンまでの短距離を使われてきた同馬の次走として9ハロンのG3フィリップ・H. アイズリンブリーダーズカップハンデキャップが選ばれた。レースでは2番手追走から早めに先頭に立つと後続を一気に突き放し10馬身3/4という大差で圧勝した。なお、このレースの同馬に与えられたベイヤー指数は128であり、これは全米歴代3位の値である(1位は134、2位は131でともにグルーヴィが記録している)。 こうして距離延長を問題にしなかった同馬は短距離路線から中距離路線へとシフトし、ブリーダーズカップ・クラシックへのステップとしてG1ウッドワードステークスに出走した。このレースでは後に2005年のエクリプス賞年度代表馬となるセイントリアムとレース中盤から激しいマッチレースを繰り広げた。両馬は1マイル通過が1分33秒35というハイペースで後続を引き離していき、最後の直線になっても馬体を合わせたまま競り合ったが、ゴール寸前でゴーストザッパーがセイントリアムをクビ差競り落として勝利を収めた。 大一番のブリーダーズカップ・クラシックは初の10ハロン戦となった。プレザントリーパーフェクトやアゼリ、バードストーン、ファニーサイドといった強豪を相手にスタートから先頭に立つと一度も先頭を譲ることのないまま最後の直線を迎え、そこから更に後続を突き放し2着のロージズインメイに3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分59秒02はコースレコードおよびブリーダーズカップ・クラシックのレコードタイムであった。この年を4戦4勝の成績で終え、エクリプス賞の年度代表馬、最優秀古牡馬に選出された。 翌2005年も現役を続行。春の復帰予定が鼻腔の感染症で延期となりメトロポリタンハンデキャップで復帰することとなった。スタートから3番手でレースを進め、向こう正面で逃げる2頭を捉えると直線で後続との差を広げ6馬身1/4差で優勝した。しかし、レース後に左前脚に腫れが見つかり精密検査が行われた結果、左前脚の種子骨に骨折が見つかったため引退し、種牡馬入りすることとなった。 6.5ハロンのヴォスバーグステークス、10ハロンのブリーダーズカップ・クラシックと距離の全く異なるG1をそれぞれ圧勝しており、スプリント戦に対応できるスピードと、10ハロンを逃げ切れるスタミナを併せ持っていると言える。その圧倒的な勝ちっぷりと距離の融通性から、21世紀の北米最強馬の1頭にあげられる。 2012年にはアメリカ競馬名誉の殿堂博物館の栄誉の殿堂に選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴーストザッパー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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