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ゴードン・イングラム : ミニ英和和英辞書
ゴードン・イングラム[らむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラム : [らむ]
 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory)

ゴードン・イングラム : ウィキペディア日本語版
ゴードン・イングラム[らむ]

ゴードン・B・イングラム(Gordon B. Ingram, 1924年12月30日 - 2004年11月4日)は、アメリカ合衆国の銃器設計者。社(MAC)の創設やMAC-10短機関銃の設計などでその名を知られる。
MAC-10シリーズが「イングラム」の名と共に代表的な短機関銃の一つとして普及し始めると、彼は「マシン・ピストルの父」(father of the machine pistol)と呼ばれた。MAC-10の設計はその後も40年以上生き続けたが、その他にも試作品を含む様々な銃器の設計に携わっている。
==経歴==
1924年、カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれる。第二次世界大戦中、アメリカ陸軍にて兵役についていた頃から銃器設計の世界に興味を持ち始めたという。
1946年、M5として知られる短機関銃を設計する。M5という名称は当時陸軍で制式採用されていたM3短機関銃および将来採用されるであろうM4短機関銃に次ぐ製品という意味合いで、これに先立つM1からM4までのモデルが存在するわけではない。結局、M5は試作に留まり、本格的な生産は行われなかった。1949年、ポリス・オードナンス社(Police Ordnance Company)在籍中にM6短機関銃を発表する。M6はトンプソン・サブマシンガンによく似た外見的特徴を備えていたが、プレス加工を多用するなど生産性を高める工夫が施されていた。少なくとも15,000丁が生産され、アメリカ国内の法執行機関や南米諸国の軍隊によって採用された。M7からM9まではM6を発展させた設計だったが、いずれも試作に留まっている。
ポリス・オードナンス社を離れた後、イングラムはアーキアーガ・アームズ社(Erquiaga Arms Company)に移りMR-64短機関銃の設計に関与する。1964年、M10短機関銃を設計する。M10はそれまでイングラムが手がけた短機関銃とは一線を画す単純さを重視した設計で、いわゆる第三世界での販売を想定したモデルだった。最初期の試作モデルではイギリス製ステン短機関銃と弾倉の互換性があった。アーキアーガ・アームズではこの新型短機関銃をカタログに掲載したものの、注文はほとんどなく、追加生産も行われなかった。1969年、イングラムはアメリカ政府向けの官給用消音器の設計・製造を手掛ける社に移る。同社のオーナーだったは元OSSエージェントで、彼は小型軽量なイングラムM10に消音器を取り付ければ理想的な特殊作戦用短機関銃になりうると考えた。その後、消音器付のM10は特殊作戦用短機関銃として陸軍に採用され、1970年にはイングラムとウェーベルが共同創業者となり社(MAC)が設立されている〔。
2004年死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゴードン・イングラム」の詳細全文を読む




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