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サイトスワップ : ミニ英和和英辞書
サイトスワップ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


サイトスワップ : ウィキペディア日本語版
サイトスワップ
サイトスワップ(Site swap)とは、トスジャグリングのパターンを表すための非負整数列による表記法(ジャグリングノーテーション)、またはその表記法に従って表記された数列を指すこともある。
1980年代に3人の研究者によって独立に定式化された。その記法を直感的に説明するならば、それぞれの数値は道具を投げる高さ(厳密には投げてからキャッチするまでの時間間隔)を表していると説明できる。それ以外の情報を持たないため、シンプルで扱いやすい反面、特殊な投げ方をするパターンを定義することはできない。数列であるので、数学的な処理でジャグリング可能性の判定や新しいパターンを作り出すことなどができる。
また、2個以上のディアボロで行うハイトスやウィンドミルのパターンや、2人以上で道具を投げ合うパッシングの記述にも使われる。また、厳密にはサイトスワップを適用できない道具(シガーボックスなど)でも、投げ方のアナロジーで使われることがある。
== バニラサイトスワップ ==

最も単純なバニラサイトスワップと呼ばれるサイトスワップは、3や7531といった有限長の整数列として表される。バニラサイトスワップでは以下のような前提を置いている。
* 道具の状態や種類、身体の状態などを全て無視する〔例えば、ボールを使うかクラブを使うか、あるいはクラブの回転数といった情報や、ボディースローといった情報はサイトスワップでは表現されない。〕。
* 片手で同時に複数の物体を投げたりキャッチしたりすることはできない。
* 両手で交互に、一定の時間間隔で道具を投げる〔この時間間隔を(beat)と呼ぶ。〕。
* 数値は、その道具が投げられてからキャッチされるまでの時間間隔を表す。
例えば、右のアニメーションは3ボールカスケードであるが、全てのボールは3つおきに投げられている。そのためサイトスワップは3と表される。両手で交互に投げるという前提があるため、奇数では投げた手と逆の手でキャッチし、偶数では逆に投げた手自身で受け取ることとなる。このとき3つの特殊な投げ方が定義されている: 0はその瞬間手に何も持っていない状態を、1は逆の手に手渡すもしくは直線的に投げて渡す事を、2はその時間に物体を投げずに持ち続けることをそれぞれ意味する。また、9より大きい数値を書く必要があるときにはアルファベットを使って、10をa、11をb、…と表すのが一般的。
それぞれのパターンは、いくらかの拍ごとに繰り返される。この繰り返される拍の最短の長さをサイトスワップの周期と呼び、通常最短周期だけを書く。先に例に挙げた3ボールカスケードの周期は1である。また、このように周期が奇数である場合、両手が同じパターンを繰り返すため、奇数周期のサイトスワップを持つパターンのことを対称(symmetrical)であると呼び、シャワー〔日本の伝統のお手玉のように、道具が片手からのみ投げられるジャグリングパターン。〕のように偶数の周期を持つものを非対称(asymmetrical)なパターンと呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サイトスワップ」の詳細全文を読む




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