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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ メガ : [めが] 【名詞】 1. mega- 2. 10^6 3. (P), (n) mega-/10^6
サイトメガロウイルス(Cytomegalovirus, CMV)は、宿主細胞の核内に光学顕微鏡下で観察可能な「フクロウの目(owl eye)」様の特徴的な封入体を形成することを特徴とするヘルペスウイルスの総称である。ウイルスの分類上はサイトメガロウイルス属とし、この場合ヒトを含む霊長類を宿主とするものに限るが、総称としては近縁で齧歯類を宿主とするマウスサイトメガロウイルス(MCMV, ムロメガロウイルス属, ''Muromegalovirus'')も含める。ヒトに感染するのはヒトサイトメガロウイルス(HCMV, ''Human herpesvirus 5'', HHV-5)で、これはヒト以外の動物には感染しない。 == 特徴 == DNAウイルスのヘルペスウイルス科に属し、ゲノムの大きさは、直径約180nm、230kbp からなる2本鎖DNA ウイルスで大型のDNAウイルスであるヘルペスウイルスの中でも最大級である。感染した細胞の核内で増殖するとき、光学顕微鏡下で観察可能な「フクロウの目(owl eye)」様の特徴的な核内封入体を形成する。 1990年には Chee ら〔Chee MS, et al. Analysis of the protein‐ coding content of the sequence of human cytomegalovirus strain AD169. Curr Top Microbiol Immunol 1990; 154: 125‐170, 〕によって全塩基配列が決定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サイトメガロウイルス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cytomegalovirus 」があります。 スポンサード リンク
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