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サイバーニュウニュウ : ミニ英和和英辞書
サイバーニュウニュウ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サイバーニュウニュウ : ウィキペディア日本語版
サイバーニュウニュウ[ちょうおん]

サイバーニュウニュウ(さいばーにゅうにゅう)は、平成元年(1989年)11月4日、11日放送分の平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国に出演したロックバンド。イカ天年鑑永久保存版の字幕ではサイバーニューニューと誤記されているが、サイバーニュウニュウが正式な表記である。
==概略==
1981年に大阪で結成される。その後86年に上京、都内ライブハウスやホコ天などでライブを展開し、メカニックな衣装やSFXを駆使したパフォーマンスで注目を集める。また、自主レーベルの「高慢レーベル」を主宰し、89年にカセットテープで「未開派野郎」を発売する。ジャケットはメンバー3人の顔写真とサザエボンの4種類が存在し、テープのホールにケースごとネジが刺さっている特殊仕様になっている(スタッフ、メンバーがひとつひとつハンダで手作りしたものであったらしい)。内容は、後にイカ天等で演奏される「ひねりつぶせ!」や「ベガスのエルビスになりたい」、「恋してクルパー」など、インパクトの強い楽曲が並び、"サイバーロック" "バグパンク"などと形容される彼らのイメージが最も色濃く出ている好作品である。なお、高慢レーベルからはこの他に、サザエボンのステッカーやTシャツ、メカエルビスのマスコット人形、お面、レーベルのステッカー、「未開派通信」と呼ばれるバンドの情報が記載された新聞などが販売されていた。
BEGINのグランドイカ天キング達成による正キング不在の状況下、11月4日の放送(イカ天唯一の録画放送回である)で「ひねりつぶせ!」を引っさげエントリーナンバー2番で登場。仮イカ天キングとなっていたカブキロックスとの外見と演奏双方に特徴を有するバンド同士の対決を制して第13代イカ天キングとなる。キャッチフレーズは「チームワークで奏でるバグパンク」だった。勝ち抜き一週目となる翌週は新曲「ベガスのエルビスになりたい」をもって挑んだが、チャレンジャーのたまに審査員投票5対2で敗れてキング在位は一週限りで終わった。
イカ天出演後、ライブの客が増えて減った中、90年5月にイカ天とビッグコミックスピリッツとのコラボ企画「イカスピ」に出演、サイバーニュウニュウは漫画家中川いさみとコラボレートし、「恋してクルパー」、「くまのプー太郎」、「自由」(RCサクセションのカバー)などを演奏した。また、この時期のライブに、同じくイカ天出演バンド使用済みパンティーズのメンバーであったタンバリンダが勝手に参加し、ステージで踊っていた。
8月には4曲入りEP『すいか割り』を発売する。RAMONESの「Beat on The Brat」の日本語カバーである表題曲や、メカエルビスによる「生き神様」など、前作同様独特のねじれたユーモアセンスの光る、パンク色の強い作品になっている。また、アートワークやクレジットなどの細かい箇所にも馬鹿馬鹿しいこだわりを見せており、「個人で楽しむ以外に無断で異物を挿入することは法律で禁じられています。」などと、実に下らない事が書かれている。その他、封入されているレーベルの通販カタログやファンクラブのチラシなど、自主制作特有の手作り感覚が楽しめる。
10月には初のフルアルバム「秘密のバス」を発売。前作までのパンク色と馬鹿馬鹿しさを前面に出した作風とは打って変わり、アルバムを通して変わらない退屈な日常への怒りや苦悩、焦燥感、絶望感、狂気といった鬱蒼とした心情が書き綴られている。曲調もパンクだけでなくアコースティックなものなどもあり、バンドの新しい一面を見せたが、楽曲に勢いがなくなったことや、アマチュアのセルフプロデュースということもあり、アレンジなどの面でやや物足りなさを感じる仕上がりになっている。また、曲中にバスが走る音や停留所に停まる音が効果音として入っており、「退屈な日常からバスに乗って非現実に逃げ出す」というストーリー性を感じさせるコンセプチュアルな作品でもある。同じく10月にはバンダイから発売されたオムニバスCD『バンド・スクランブル-PUNK#ROCKでGO!GO!GO!-』に参加している。当時のアマチュアバンドを紹介したオムニバスであり、同じくイカ天出演バンドの梅ジェラLOCKSが参加している。サイバーニュウニュウの楽曲は「荒野の女王様」「ロンドンぽくなくっちゃ」の2曲が収録されている。前者はアラバマ辺りを思わせるブルージーな感じが馬鹿馬鹿しく、レプリシンとメカエルビスのツインボーカルが光る秀曲であり、後者も彼らの楽曲の王道を行くパンキッシュな秀曲である。
91年にはバンドブームが下火になり、目立った活動が少なくなるが、8月にイカ天の後番組である『えびぞり巨匠天国』(通称えび天)で後に『フレンチドレッシング』や『夏の思い出』などの監督を手がける斎藤久志が、彼らの楽曲「キリコ」を用いた映像作品を出品する。内容は痴情の果ての男女を描いた極めてグロテスクなものであった。ちなみに斎藤久志監督の映画では、『はいかぶり姫物語』『はじめての夏』をはじめとした多くの作品でメカエルビス(村山竜二名義)が音楽を担当した。また、『サンデイドライブ』『いたいふたり』などの作品でレプリシンが金澤信一名義で音楽を担当している。
10月には東芝映像ソフトよりビデオ映画『ザ・採用マン』が発売されるが、この作品の音楽をメカエルビスが担当しており、サイバーニュウニュウの楽曲である「㋖印」(メカエルビスが作詞作曲・メインボーカルを担当)が主題歌として収められている(この曲が2009年現在確認されている彼らの最後の楽曲であり、このビデオ以外では聴くことができず、また曲の途中でフェードアウトするためフルバージョンで聴くことはできない)。また、この作品の中で使用されている音楽のいくつかはサイバーニュウニュウの演奏によるものと思われる。
11月には東北新社制作・配給による映画『東京の休日』が公開され、この映画の中で三上博史演ずる生物学者ドクター・ノグチの過去の実験台の役としてレプリシンが出演している。衣装はイカ天演奏時に着用していたものであり、脇役ながら台詞が一言存在するが、何を言っているのか全く聞き取れない。ちなみにこの映画には劇中バンドとして、同じくイカ天出演バンドの「有機生命体」や「Blankey Jet City」が出演している。
92年以降はバンドの活動が確認できず、恐らくこの時期に解散したものと思われる。メジャーデビューは確認されていないが、メンバーは現在でも音楽活動を継続している。
2015年2月YOU TUBE上に『CYBER NEWNEW REBOOT』の映像が公開される。https://www.youtube.com/watch?v=Vu2-5tkK7nU
     同時期にFACE BOOK『CYBER NEWNEW REBOOT』が開設された。facebook.com/cyberNewNew

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サイバーニュウニュウ」の詳細全文を読む




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