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サイモン・ライト : ミニ英和和英辞書
サイモン・ライト
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


サイモン・ライト : ウィキペディア日本語版
サイモン・ライト

サイモン・ライト(Simon Wright1963年6月19日 - ) は、イギリスドラマー。有名なハード・ロック・バンドをいくつも渡り歩き、AC/DCディオなどのメンバーとして活躍した。ドラムは十代初めから演奏し始め、コージー・パウエルトミー・アルドリッジ(Tommy Aldridge)、ジョン・ボーナムから大きな影響を受けた。
==経歴==
サイモン・ライトは、地元マンチェスターでトラ・トラというバンドで演奏を始め、やがて、1979年にギターのゲイリー・オ—エンス(Gary Owens)が結成した、マンチェスターを代表するNWOBHMのスパーグループA II Z(A II Z)に参加した。もともと、A II Zは、結成直後からマンチェスターで評判となり、折からのNWOBHMブームに便乗しようとしていたポリドール・レコードと契約することになった。1980年には、ライブ・アルバム『''The Witch Of Berkley''』が出たが、その後1981年にベースとドラムが解雇され、ライトが代わりのドラマーとして参加することになった。しかし、ライトの参加後はシングル盤「I'm the One Who Loves You」が出ただけで、結局バンドは1982年に解散してしまう。ライトは、ゲイリー・オーエンスとともにオーロラ(Aurora)を経て、に参加した〔http://www.metal-archives.com/band.php?id=1633〕。タイタンは、デビュー・アルバム『''Rough Justice''』(1985年)のレコーディングを行ったが〔http://www.metal-archives.com/release.php?id=4733〕、このデビュー・アルバムがリリースされるのを待たず、1983年にバンドは解散してしまった。
1983年AC/DCはドラムのフィル・ラッドを解雇し、ライトはその後任に採用された。1980年代半ば、ライトが在籍した時期に、AC/DCは3枚のアルバム『フライ・オン・ザ・ウォール』、『フー・メイド・フー』、『ブロウ・アップ・ユア・ヴィデオ』を制作した。ライトは1989年に、ディオに移るためAC/DCを脱退し、クリス・スレイドがその後を埋めた。ライトは、ディオの仕事の合間に、ライアム・ジェイソン(Liam Jason)が離脱したライノ・バケット(Rhino Bucket)に参加し、1994年のサード・アルバム『''Pain''』を録音した。2007年にも、再びこのバンドと共演し、アルバム『''The Hardest Town''』にフィーチャーされた。
ライトがディオに参加していた時期は、1990年から1991年と、1998年以降の2つに分かれる。ディオでは、4枚のスタジオ・アルバム『ロック・アップ・ザ・ウルヴス (''Lock up the Wolves'')』、『マジカ (''Magica'')』、『キリング・ザ・ドラゴン (''Killing the Dragon'')』、『マスター・オブ・ザ・ムーン (''Master of the Moon'')』と、2枚のライブ・アルバム『イーヴィル・オア・ディヴァイン (''Evil or Divine - Live In New York City'')』、『情念の炎〜ホーリィ・ダイヴァー (''Holy Diver - Live'')』に参加している。
ライトの演奏は、このほかにも、UFOマイケル・シェンカー・グループジョン・ノーラムの作品で聴くことができる。
2005年、ライトはヘヴィ・メタルを象徴するバンドであるアイアン・メイデンへのトリビュート・アルバム『''NUMBERS from the BEAST: An All-Star Tribute to Iron Maiden''』に参加した。ライトがトリビュート盤に参加するのは、1998年AC/DCへのトリビュート『''Thunderbolt: A Tribute to AC/DC''』以来、2回目だった。
2006年、ライトはビートルズの楽曲をヘヴィ・メタル風に取り上げたトリビュート盤『''Butchering the Beatles: A Headbashing Tribute''』に参加し、「Taxman」にクレジットされた
2008年9月、ライトは、ジョー・リン・ターナーフィル・スーザン(Phil Soussan)、カルロス・カヴァーゾ(Carlos Cavazo)らとともに、ビッグ・ノイズ(the Big Noize)のプロジェクトとして、イラククウェートでのショーを行った〔ターナーは、この時に演奏した曲「Battlefields」を2009年2月にリリースしているが、ドラムはライトではなく、Vinny Appiceに代わっている。Joe Lynn Turner at deep-purple.net 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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