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デュロキセチン(Duloxetine)は、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)と呼ばれる抗うつ薬の一つである。日本では2010年からサインバルタの商品名で知られる。薬事法における劇薬である。 日本での適応は、うつ病・うつ状態に加え、糖尿病性神経障害に伴う、あるいは線維筋痛症に伴う疼痛である。 ==開発== フルオキセチン(プロザック)の開発にも携わった、イーライリリー社によって1980年代後半に合成され、1988年に開発がスタートした。 しかし、1996年に第III相試験に入らないことを決定したイーライリリー社は開発から退き、日本での塩野義製薬の単独開発が始まり、その成果を見たイーライリリー社は1999年に再開発を始め、2001年にFDAに申請、2004年4月に承認された。2012年現在、日本をはじめ95カ国で承認されている。 日本では2010年4月にデュロキセチン塩酸塩(Duloxetine HCl)として、イーライリリー社及び塩野義製薬からサインバルタ®の商品名で薬価収載されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「デュロキセチン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Duloxetine 」があります。 スポンサード リンク
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