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サガシリーズ : ミニ英和和英辞書
サガシリーズ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サガシリーズ : ウィキペディア日本語版
サガシリーズ[ちょうおん]

サガシリーズ () はスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたコンピュータRPGシリーズの総称。
== 概説 ==
同社から発売されたファイナルファンタジーシリーズに対して「短くシンプルな名前」のタイトルを模索した〔『魔界塔士Sa・Ga必勝攻略本』(辰巳出版)p.73〕上で、「サ・ガ (')」がシリーズ名となった。PlayStation以降の作品(およびリメイク)は中黒を除いた「サガ (')」と表記する。
「サ・ガ」のタイトルについて、シリーズ25周年記念時の河津秋敏のインタビューによると、ファイナルファンタジーに対し短いタイトルで、"ズガガガ"や"ドバババ"という音のような勢いのあるもの、という意図があるが、「なんで『サ・ガ』になったのかは、よくわからないです」としており、明確な意味が存在するかは不明。タイトルに中黒を入れていたのは叙事詩のサガではないためで、「性(サガ)」というゲーム中のセリフについても後付けであると明言している〔週刊ファミ通2015年1月15日増刊号付録『サガ』シリーズ25周年記念冊子および、新作『SAGA2015(仮称)』発表記念。河津秋敏氏が振り返る『サガ』シリーズ25年の思い出(電撃オンライン) 。〕。一方、魔界塔士Sa・Ga開発チームは、「サ・ガ」のネーミングの由来は「語感とかロゴにしたときの見た目とか」と語っている。〔『魔界塔士Sa・Ga必勝攻略本』(辰巳出版)p.73〕
本シリーズは、1989年12月13日ゲームボーイ初のRPGとして発売された『魔界塔士Sa・Ga』に端を発する。ゲームボーイ版『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』を除き、河津秋敏チームによる制作(GB版『Sa・Ga3』のみスクウェア大阪支部・藤岡千尋のチーム)。
2012年現在、シリーズは10作(リメイクである『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』を含めると13作)を数える。機種が変わるごとにタイトルを変更し、その都度タイトルでは連番を数え直す特徴がある。全世界累計出荷本数は990万本。
ただし、「ゲームボーイ版(以下GB版)『Sa・Ga』シリーズ」と「スーパーファミコン版(以下SFC版)『ロマンシング サ・ガ』シリーズ以降」とでは全くの別シリーズという見方は多い。これは、同じサガシリーズの名前を冠しながらも、両者に世界観やゲームシステムの共通性があまり見られなかったことと、発売当初の広報にて、全くの別作品と謳っていたためである。
『魔界塔士 Sa・Ga』はスクウェア初のミリオンヒットを記録し、同ハード初期のキラーソフトの一つとなった。ゲームボーイ初のRPGとして携帯ゲーム用RPGの新境地を開いた。スーパーファミコン時代には、同社の看板ゲームであるファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)と肩を並べる人気シリーズとなった。
同じスクウェア作品ではあるがスタッフが異なるため、FFシリーズとはゲームシステムはかなり異なる。もっとも特徴的なことは、FFシリーズを始めとする多くのRPGで採用されている「レベル+経験値による成長」が存在しないことであり、ゲームボーイ版『時空の覇者 Sa・Ga3 』を除いたすべての作品でこのシステムを踏襲している(FFシリーズでも河津秋敏が深く関わったFF2はレベル制を採用しておらず、熟練度を採用している)。近年のFFシリーズおよびドラゴンクエストシリーズとは比較にならないくらい高い難易度になっている作品もある。
FFシリーズやDQシリーズが一本のストーリーを主軸にゲームが展開されるのに対し、サガシリーズはバラエティに富む多数の世界を行き来することが多く、ストーリー性よりも全体的な世界観やゲームシステムを重視した作りになっている(ゲームの大部分でプレーヤーがストーリーを眺める内容である『サガ フロンティア2』など例外もある)。GB版3作品では、塔・秘宝・時空といった主題で複数の世界が結びついている。またロマンシングサガシリーズは自由度が向上し、世界各地に散らばるストーリーを自分の好きな順番でを進めることができ、その進度に応じてさまざまなシナリオ分岐が生じる。シリーズ間のストーリーの繋がりはなく、GB版の作品同士で世界観のつながりを匂わせる描写がごく少数見られる程度である。
GB時代のイメージイラストは藤岡勝利が担当していた。ハードをSFCへと移した『ロマンシング サ・ガ』からはイラストレーター小林智美が起用され、キャラクターデザインなどを担当した。アニメ調に近い藤岡から、繊細な小林への交代は、ユーザーの持つサガシリーズへのイメージを大きく変えることとなった。『アンリミテッド:サガ』は社内の直良有祐がデザイン、小林はイメージイラストとしての参加となった(『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』は直良をアートディレクター、鈴木康士をキャラクターデザイナーとしているが、チームによるデザインと説明されている)。ワンダースワンカラーの『魔界塔士 Sa・Ga』リメイク版は藤岡勝利でなく社内の板鼻利幸が、ニンテンドーDSの『サガ2秘宝伝説』は同じく社内の小林元がデザインを担当している。一方で、『エンペラーズ サガ』では小林智美を始め、複数のイラストレーターが起用されている。カードゲームである性質上、同一人物でも複数のイラストレーターによって描かれ、別のカードとして扱われているものがある。)」がシリーズ名となった。PlayStation以降の作品(およびリメイク)は中黒を除いた「サガ (')」と表記する。
「サ・ガ」のタイトルについて、シリーズ25周年記念時の河津秋敏のインタビューによると、ファイナルファンタジーに対し短いタイトルで、"ズガガガ"や"ドバババ"という音のような勢いのあるもの、という意図があるが、「なんで『サ・ガ』になったのかは、よくわからないです」としており、明確な意味が存在するかは不明。タイトルに中黒を入れていたのは叙事詩のサガではないためで、「性(サガ)」というゲーム中のセリフについても後付けであると明言している〔週刊ファミ通2015年1月15日増刊号付録『サガ』シリーズ25周年記念冊子および、新作『SAGA2015(仮称)』発表記念。河津秋敏氏が振り返る『サガ』シリーズ25年の思い出(電撃オンライン) 。〕。一方、魔界塔士Sa・Ga開発チームは、「サ・ガ」のネーミングの由来は「語感とかロゴにしたときの見た目とか」と語っている。〔『魔界塔士Sa・Ga必勝攻略本』(辰巳出版)p.73〕
本シリーズは、1989年12月13日ゲームボーイ初のRPGとして発売された『魔界塔士Sa・Ga』に端を発する。ゲームボーイ版『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』を除き、河津秋敏チームによる制作(GB版『Sa・Ga3』のみスクウェア大阪支部・藤岡千尋のチーム)。
2012年現在、シリーズは10作(リメイクである『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』を含めると13作)を数える。機種が変わるごとにタイトルを変更し、その都度タイトルでは連番を数え直す特徴がある。全世界累計出荷本数は990万本。
ただし、「ゲームボーイ版(以下GB版)『Sa・Ga』シリーズ」と「スーパーファミコン版(以下SFC版)『ロマンシング サ・ガ』シリーズ以降」とでは全くの別シリーズという見方は多い。これは、同じサガシリーズの名前を冠しながらも、両者に世界観やゲームシステムの共通性があまり見られなかったことと、発売当初の広報にて、全くの別作品と謳っていたためである。
『魔界塔士 Sa・Ga』はスクウェア初のミリオンヒットを記録し、同ハード初期のキラーソフトの一つとなった。ゲームボーイ初のRPGとして携帯ゲーム用RPGの新境地を開いた。スーパーファミコン時代には、同社の看板ゲームであるファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)と肩を並べる人気シリーズとなった。
同じスクウェア作品ではあるがスタッフが異なるため、FFシリーズとはゲームシステムはかなり異なる。もっとも特徴的なことは、FFシリーズを始めとする多くのRPGで採用されている「レベル+経験値による成長」が存在しないことであり、ゲームボーイ版『時空の覇者 Sa・Ga3 』を除いたすべての作品でこのシステムを踏襲している(FFシリーズでも河津秋敏が深く関わったFF2はレベル制を採用しておらず、熟練度を採用している)。近年のFFシリーズおよびドラゴンクエストシリーズとは比較にならないくらい高い難易度になっている作品もある。
FFシリーズやDQシリーズが一本のストーリーを主軸にゲームが展開されるのに対し、サガシリーズはバラエティに富む多数の世界を行き来することが多く、ストーリー性よりも全体的な世界観やゲームシステムを重視した作りになっている(ゲームの大部分でプレーヤーがストーリーを眺める内容である『サガ フロンティア2』など例外もある)。GB版3作品では、塔・秘宝・時空といった主題で複数の世界が結びついている。またロマンシングサガシリーズは自由度が向上し、世界各地に散らばるストーリーを自分の好きな順番でを進めることができ、その進度に応じてさまざまなシナリオ分岐が生じる。シリーズ間のストーリーの繋がりはなく、GB版の作品同士で世界観のつながりを匂わせる描写がごく少数見られる程度である。
GB時代のイメージイラストは藤岡勝利が担当していた。ハードをSFCへと移した『ロマンシング サ・ガ』からはイラストレーター小林智美が起用され、キャラクターデザインなどを担当した。アニメ調に近い藤岡から、繊細な小林への交代は、ユーザーの持つサガシリーズへのイメージを大きく変えることとなった。『アンリミテッド:サガ』は社内の直良有祐がデザイン、小林はイメージイラストとしての参加となった(『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』は直良をアートディレクター、鈴木康士をキャラクターデザイナーとしているが、チームによるデザインと説明されている)。ワンダースワンカラーの『魔界塔士 Sa・Ga』リメイク版は藤岡勝利でなく社内の板鼻利幸が、ニンテンドーDSの『サガ2秘宝伝説』は同じく社内の小林元がデザインを担当している。一方で、『エンペラーズ サガ』では小林智美を始め、複数のイラストレーターが起用されている。カードゲームである性質上、同一人物でも複数のイラストレーターによって描かれ、別のカードとして扱われているものがある。)」と表記する。
「サ・ガ」のタイトルについて、シリーズ25周年記念時の河津秋敏のインタビューによると、ファイナルファンタジーに対し短いタイトルで、"ズガガガ"や"ドバババ"という音のような勢いのあるもの、という意図があるが、「なんで『サ・ガ』になったのかは、よくわからないです」としており、明確な意味が存在するかは不明。タイトルに中黒を入れていたのは叙事詩のサガではないためで、「性(サガ)」というゲーム中のセリフについても後付けであると明言している〔週刊ファミ通2015年1月15日増刊号付録『サガ』シリーズ25周年記念冊子および、新作『SAGA2015(仮称)』発表記念。河津秋敏氏が振り返る『サガ』シリーズ25年の思い出(電撃オンライン) 。〕。一方、魔界塔士Sa・Ga開発チームは、「サ・ガ」のネーミングの由来は「語感とかロゴにしたときの見た目とか」と語っている。〔『魔界塔士Sa・Ga必勝攻略本』(辰巳出版)p.73〕
本シリーズは、1989年12月13日ゲームボーイ初のRPGとして発売された『魔界塔士Sa・Ga』に端を発する。ゲームボーイ版『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』を除き、河津秋敏チームによる制作(GB版『Sa・Ga3』のみスクウェア大阪支部・藤岡千尋のチーム)。
2012年現在、シリーズは10作(リメイクである『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』を含めると13作)を数える。機種が変わるごとにタイトルを変更し、その都度タイトルでは連番を数え直す特徴がある。全世界累計出荷本数は990万本。
ただし、「ゲームボーイ版(以下GB版)『Sa・Ga』シリーズ」と「スーパーファミコン版(以下SFC版)『ロマンシング サ・ガ』シリーズ以降」とでは全くの別シリーズという見方は多い。これは、同じサガシリーズの名前を冠しながらも、両者に世界観やゲームシステムの共通性があまり見られなかったことと、発売当初の広報にて、全くの別作品と謳っていたためである。
『魔界塔士 Sa・Ga』はスクウェア初のミリオンヒットを記録し、同ハード初期のキラーソフトの一つとなった。ゲームボーイ初のRPGとして携帯ゲーム用RPGの新境地を開いた。スーパーファミコン時代には、同社の看板ゲームであるファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)と肩を並べる人気シリーズとなった。
同じスクウェア作品ではあるがスタッフが異なるため、FFシリーズとはゲームシステムはかなり異なる。もっとも特徴的なことは、FFシリーズを始めとする多くのRPGで採用されている「レベル+経験値による成長」が存在しないことであり、ゲームボーイ版『時空の覇者 Sa・Ga3 』を除いたすべての作品でこのシステムを踏襲している(FFシリーズでも河津秋敏が深く関わったFF2はレベル制を採用しておらず、熟練度を採用している)。近年のFFシリーズおよびドラゴンクエストシリーズとは比較にならないくらい高い難易度になっている作品もある。
FFシリーズやDQシリーズが一本のストーリーを主軸にゲームが展開されるのに対し、サガシリーズはバラエティに富む多数の世界を行き来することが多く、ストーリー性よりも全体的な世界観やゲームシステムを重視した作りになっている(ゲームの大部分でプレーヤーがストーリーを眺める内容である『サガ フロンティア2』など例外もある)。GB版3作品では、塔・秘宝・時空といった主題で複数の世界が結びついている。またロマンシングサガシリーズは自由度が向上し、世界各地に散らばるストーリーを自分の好きな順番でを進めることができ、その進度に応じてさまざまなシナリオ分岐が生じる。シリーズ間のストーリーの繋がりはなく、GB版の作品同士で世界観のつながりを匂わせる描写がごく少数見られる程度である。
GB時代のイメージイラストは藤岡勝利が担当していた。ハードをSFCへと移した『ロマンシング サ・ガ』からはイラストレーター小林智美が起用され、キャラクターデザインなどを担当した。アニメ調に近い藤岡から、繊細な小林への交代は、ユーザーの持つサガシリーズへのイメージを大きく変えることとなった。『アンリミテッド:サガ』は社内の直良有祐がデザイン、小林はイメージイラストとしての参加となった(『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』は直良をアートディレクター、鈴木康士をキャラクターデザイナーとしているが、チームによるデザインと説明されている)。ワンダースワンカラーの『魔界塔士 Sa・Ga』リメイク版は藤岡勝利でなく社内の板鼻利幸が、ニンテンドーDSの『サガ2秘宝伝説』は同じく社内の小林元がデザインを担当している。一方で、『エンペラーズ サガ』では小林智美を始め、複数のイラストレーターが起用されている。カードゲームである性質上、同一人物でも複数のイラストレーターによって描かれ、別のカードとして扱われているものがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サガシリーズ」の詳細全文を読む




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