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サガット(; )は、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズなどに登場する架空の人物。主役であるリュウのライバル的存在である。 == キャラクター設定 == タイ出身の「隻眼の猛虎」と呼ばれるムエタイの使い手。シリーズ第一作である初代『ストリートファイター』の最終ボスとして初登場。直前のステージに登場するムエタイ使い・アドンは彼の一番弟子。 身長2メートルをゆうに超える偉丈夫で、スキンヘッドと眼帯がトレードマーク。『ストリートファイターII』(以下『ストII』と表記)以降は胸にリュウとの戦いでつけられた大きな傷痕がある。目に関しては作品ごとに設定が異なり、『ストリートファイター』と『ストII』の設定では幼い頃の不良とのケンカが原因〔『映画ストリートファイターIIメモリアル公式ファンブック』P67より。〕、『ストリートファイターZERO』(以下『ZERO』と表記)以降の設定ではダンの父である火引強(ヒビキ ゴウ)との戦いによるものとなっている。この違いに関しては『ZERO』開発者インタビューで「子供の頃に不良のせいで視力をほとんど失い、その後火引強との試合で目を潰された」と回答。ただし、「基本的にはパラレルワールドの話で従来のストーリーには縛られたくない」とも語られている〔ゲーメストムックVol.16『ストリートファイターZERO』P188-189より。〕。 『ストII』シリーズや『ZERO』シリーズにおけるホームステージにはワット・ローカヤスターラームの涅槃仏がある。 『ストII』以降はシャドルー四天王の一人と設定されている。初代『ストリートファイター』に登場していたため、四天王で唯一海外においても名前が変更されていないキャラクターである(詳しくはベガの「名前」の項を参照)。 『ストII』の企画やキャラクターデザインを手がけた安田朗は、他の四天王と同様に基本的には悪人という設定をしており、「普段は極めて悪の匂いのする人」「サガットの怪物性は忘れられがち」と語っている〔ゲーメストムックVol.17『カプコンイラストレーションズ』P11より。〕。『ストIV』公式サイトのノベルでは、サガットの滞在する村の老僧が「何年か前にこの村を訪れた異邦の若者と闘って胸に傷を負ってから、サガットは確かに変わり始めた」と回想しており、リュウとの出会いによって人格者へとなっていたことが触れられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サガット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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