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サクソ・グラマティクス : ミニ英和和英辞書
サクソ・グラマティクス[らま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラマ : [らま]
 【名詞】 1. (1) (Dalai) Lama 2. (2) llama 3. (P), (n) (1) (Dalai) Lama/(2) llama

サクソ・グラマティクス : ウィキペディア日本語版
サクソ・グラマティクス[らま]

サクソ・グラマティクスSaxo Grammaticus,1150年 - 1220年)は、中世デンマーク歴史家であるが、その生涯については詳しくはわかっていない。
こんにち『デンマーク人の事績』(''Gesta Danorum'')の名で知られる全16巻のデンマーク史が彼によって編纂されたと考えられており、この著書の存在が彼を実在の人物とする主な根拠となっている。サクソは大司教アブサロンのもとで働いていたと目されており、彼を支持していた事が明らかになっているが、教会組織の中で占めた地位は不明である。一介の聖職者に過ぎなかったかもしれない。
アブサロンの遺した公文書の中で、サクソという名の聖職者が銀貨2枚半の負債を免除され、現在の西シェラン州ソーレー(''Sorø'')の修道院から借りていた2冊の書物を返却するように命じられている。これが後年見つかったデンマークの公の記録に残る、同年代に生きた10余人のサクソス(''Saxos'')あるいはサクソ(''Saxo'')のうちサクソ・グラマティクスに結びつくであろう唯一のものであるが、この人物がサクソ本人と証明する証拠は存在しない。
また『デンマーク人の事績』でサクソ自身が書くところによると、彼の祖父と父の両者が兵士としてデンマーク王ヴァルデマー1世に仕えていた。サクソも同様ながら、より宗教的な職務でヴァルデマー2世に仕えていたようである。 以上が数少ないサクソ・グラマティクスに関する具体的な記録である。
後年の研究によりシェラン島出身であると断定されているが、 『デンマーク人の事績』の中で洗練されたラテン語を用いていることや著書から古代ローマに関する知識の深さが伺われるため、彼が教育を受けたのはデンマークではなくフランスの大きな神学校ではないかとされている。
なおラテン語で「学者」を意味するグラマティクス(''Grammaticus'')はサクソの本名ではない。1342年頃に書かれた『ユトランド年代記』(''Chronica Jutensis'')の『サクソン族概説』(''Compedium Saxonis'')〔『デンマーク人の事績』を約1/4にまとめたもの。〕の中で、彼の優れた表現力を強調するために用いられた愛称である。それが1514年出版されたクリスチャン・ピーダセンの印刷版『デンマーク人の事績』でサクソの名前の一部として用いられるようになり、現在に至っている。

サクソの著書に登場する半ば伝説英雄「アムレート」(''Amleth'')の物語は様々な劇作家によって翻案されている。最も著名な作品がウィリアム・シェイクスピアの「ハムレット」である。
== 注釈==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サクソ・グラマティクス」の詳細全文を読む




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