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サクマ式ドロップス(サクマしきドロップス)は、佐久間製菓株式会社から発売されているドロップの商標である。本項では、サクマ製菓株式会社から発売されているサクマドロップスについても解説する。 == サクマ式ドロップスとサクマドロップス == 1908年(明治41年)、佐久間惣次郎商店(後の佐久間製菓株式會社〔串間努『ザ・おかし』扶桑社、1996年、ISBN 978-4594019037、87-94頁より。 「サクマ式ドロップスの歴史」 佐久間製菓株式会社、「昭和10年10月29日の新聞広告」より。 ただし、綱島理友『お菓子帖』朝日新聞社、1995年、ISBN 978-4022610836、21-27頁では「サクマ製菓」と表記されている。〕)が「サクマ式ドロップス」の発売を開始し、1913年(大正2年)には缶入りでの発売を始めた。それまで日本で作られていたドロップと異なり、クエン酸を使ったこの商品には「夏でも溶けにくい」「見た目に透明感がある」等の特徴〔串間努『ザ・おかし』87-94頁、綱島理友『お菓子帖』21-27頁より。〕があった。同社では創業経営者が逝去した後、不況のため経営が傾いたが、取引先から人材を招聘して役員に据え再建を果たした。この人物は1937年(昭和12年)、社長に就任している。 太平洋戦争により砂糖の供給が止まると同社は廃業へ追い込まれ、終戦後 *同社で番頭の立場にあった人物が、豊島区池袋にて会社を興し *1937年から社長を務めた人物の三男が、渋谷区恵比寿にて会社を興した。 この2社が裁判で争った結果、池袋の会社は「サクマ式ドロップス」の商標を使うことが認められ、恵比寿の会社は「サクマ製菓株式会社」を名乗ることが認められた。 ;サクマ式ドロップス(Sakuma's Drops) :池袋の「佐久間製菓株式会社」から発売されている。容器には赤色の缶などが使われており、マークには菱形にヨットの絵が描かれている。 ;サクマドロップス(Sakuma Drops) :恵比寿の「サクマ製菓株式会社」(後に目黒区へ移転)から発売されている。容器には緑色の缶などが使われており、マークには王冠とヨットの絵、「サクマ製菓」「しぶや」の文字が描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サクマ式ドロップス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sakuma drops 」があります。 スポンサード リンク
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