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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
サグラモール(Sagramore of Hungary, Sagremor)はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士。「勇猛なる」(The Impetuous)「望み強き」(Le Desirous)など多くのあだ名を持つ。クレティアン・ド・トロワを始めとするアーサー王物語の初期の作品に多く登場し、作品群のすべてに名前が見えるが彼の設定は作品ごとに大幅に異なる。 ==ランスロ=聖杯サイクル== ランスロ=聖杯サイクルでは、サグラモールはハンガリー王と東ローマ皇帝の娘の子で、コンスタンティノープルの帝位継承者とされる。サグラモールが若いうちに父が死に、母がブリテンのエスタンゴアのブランドゴリス(Brandegoris of Estangore)の誘いを受け、15のときに母子ともどもブリテンに渡る。ブリテンに着くとアーサー王のもとでサクソン人との戦いに従事し、王の甥ガウェインとその兄弟の助けを受けた。彼らは一緒にアーサー王の騎士叙勲を受けた。 ランスロ=聖杯サイクルのサグラモールは勇猛だが激しやすい騎士として描かれている。戦闘の際に逆上する点に、アイルランドの英雄クー・フーリンと類似性が見られる。ひとたび戦闘が終わると、サグラモールは病と空腹のため倒れてしまう。この様子がまるでてんかん病患者のように見えることから、サー・ケイは彼に「若き屍」(Morte Jeune)というあだ名を与えたという。ランスロ=聖杯サイクルにはサグラモールの冒険が数多く描かれており、乙女を救い出す場面で中心人物となることも多い。アーサー王の宮廷でグィネヴィアに育てられた女性との間に娘を一人もうける。また、彼の異父妹でブランドゴリスの娘である美しいクレア(Claire)は騎士ボールスと恋に落ち、同衾して白のエリアン(Elyan the White)を出産する。サグラモールはカムランの戦いで、モードレッドの手にかかって死ぬ。アーサー王の騎士の中でも戦いの最後まで生き残った騎士の一人だったという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サグラモール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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