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ササクサ (''Lophatherum gracile'' Brongn.) は、単子葉植物イネ科ササクサ属の植物で、多年草である。ササに似た葉を持つ背の低い草で、種子はひっつき虫である。 == 特徴 == 多数の茎が束になって生え、背丈は40-80cm、その半分位は花序であるから、中型からやや小型の植物である。葉は茎の節ごとに、やや間を置いてつき、はっきりした短い葉柄がある。葉身は長さ10-30cm、広披針形で、薄い革質で偏平、少しつやがあって深緑。非常に笹の葉に似ている。なお、あまり目立たないが葉脈がはっきりとした格子状になる、という点も珍しいらしい。 花期は8-10月で、長く茎を上に伸ばし、少数の側枝を出す。それぞれの枝に細長い小穂が穂状につく。小穂には柄がなく、軸に対して大きい角度で立ち、一つの枝につく小穂はどれも同じ方向に突き出す。 小穂は先のとがったほぼ円筒形で、先がとがっているのでドングリを思い切り細くしたような形である。先端には短い刺が多数あり、そこに逆刺が密生している。果実が熟すると小穂の基部で切り離されるようになり、先端の刺が何かに引っ掛かると小穂全体がくっつくようになっている。衣服などによく引っ掛かり、布目に食い込んで外れにくい。引きはがすと小穂先端の刺の出ている部分だけが切り離される。果実はこの時外れる部分に入っている。布目に残る部分は小さいのでなお外れにくくなるという悪循環になるので、引っ付き虫としてもたちの悪い部類に属する。 名前は上記のように葉がササに似ることによる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ササクサ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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