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ササヤマミロス・カワイイ
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ササヤマミロス・カワイイ ( リダイレクト:ササヤマミロス ) : ウィキペディア日本語版 | ササヤマミロス
ササヤマミロス (''Sasayamamylos'') とは、約1億1200万年前の白亜紀前期のアルビアン(アルブ期)前期に存在した、真獣下綱(真獣類)に属する哺乳類の一属である。模式種はササヤマミロス・カワイイ (''Sasayamamylos kawaii'') 〔Little Bitty Ancient Mammal Unearthed in Japan ''Live Science'' 〕〔学名に「カワイイ」 篠山層群から発掘の化石 、神戸新聞、2013年3月27日〕〔日本最古の哺乳類化石、学名は「カワイイ」 、朝日新聞、2013年3月27日〕〔国内最古の新種真獣類 その名は「カワイイ」 、産経新聞、2013年3月28日〕。ササヤマミュロスとも呼ばれる。 == 概要 == ササヤマミロスの模式種、ササヤマミロス・カワイイは、兵庫県篠山市に分布する篠山層群の下部、約1億1200万年前の地層から発掘された、右下顎骨(歯骨)の化石に基づいて記載された〔。愛媛大学大学院の楠橋直、兵庫県立人と自然の博物館の三枝春生らの研究チームが行った2007年から2008年の発掘調査で見つかった〔〔、前述の右下顎骨をはじめとする化石4点を〔これらは全て左右いずれかの下顎骨である。〕同時代の他の真獣下綱の化石と比較した結果、特に歯や顎の特徴が既知の種と異なることから新属新種とされた〔。 ササヤマミロスの化石は、2013年3月末の時点で、左右の下顎骨以外は報告されていない。最も大きな化石は模式標本となった右下顎骨の化石で、ほぼ完全な形で発掘され、長さは約2.5cmある。ここから推測される全長は十数cm、体重は40gから50gのネズミ程度の大きさの動物と考えられる〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ササヤマミロス」の詳細全文を読む
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