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ササラ気動車 : ミニ英和和英辞書
ササラ気動車[くるま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
気動車 : [きどうしゃ]
 (n) train powered by a diesel or internal-combustion engine
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

ササラ気動車 ( リダイレクト:ササラ電車 ) : ウィキペディア日本語版
ササラ電車[ささらでんしゃ]

ササラ電車(ササラでんしゃ)は、札幌市電函館市電で積雪期に運行される除雪用の車両である。「ササラ」とは製のブラシのことで、これを連ねたブルーム()を回転させて軌道上の雪を排除する。
正式名称は「ロータリーブルーム式電動除雪車」
毎年11月下旬から12月上旬にかけて、冬の便りとしてこの電車の初出動の様子がニュースなどで取り上げられる。
なお、かつて札幌市電に存在した非電化路線用の「ササラ気動車」(内燃除雪車)についてもこの記事で扱う。
== ササラの構造 ==
茶せんとほぼ同様に細く裂いた竹で出来ており、1束のサイズは長さ28.5 cm、直径3.5 cmの円柱形となっている。束は先端で3 mm 角の150本に別れ、さらに根元側は太さ1.2 mm の針金で3箇所を束ねられている。この束をナラ材で作られた長さ2.4 m 幅6.5 cm の木製の台に50本、1列に並べて取り付け、さらにこの台を回転軸の周りに放射状に8列取り付けてある。回転軸はそれぞれの進行方向右側が前に突き出た斜め向きになっており、車輪と逆方向に回転し、回転軸は路面や雪の状況と、ササラ先端部の摩耗などに応じて上下に動かすことができる。ササラの耐用距離は700から800 km となっている〔鉄道ファン1995年8月号 より〕。
ササラの材料としては長らく山口県福栄村(現萩市)産の孟宗竹が使われてきたが、供給元の業者の廃業後は全国各地から調達している〔札幌LRTの会『札幌市電が走った街今昔』〈JTBキャンブックス〉、2003年、94 - 95頁。〕。ナイロン製など他の素材が試験的に用いられたこともあるが、十分な除雪効果があり、かつアスファルト路面を傷つけない点などから現在でも竹が使われている〔日本経済新聞2009年10月19日北海道14版39面(社会)『窓』〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ササラ電車」の詳細全文を読む




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