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サファリバス : ウィキペディア日本語版
サファリバス

サファリバス猛獣型サファリバス - 姫路セントラルパーク〕は、動物園サファリパーク内で飼育している動物を車内から見るために運行されるバス車両である。各施設により「サファリバス」「ライオンバス」「ジャングルバス」「ベアウォッチングバス」など、名称はさまざまである。
トラライオンクマキリンなどの大型動物を周囲に飼育している道路上を低速で走行する。乗客は至近距離から動物を見ることができる。車体はアニマル柄で、動物を模した装飾が施されている場合が多い。車体側面にガラス窓がなく金網や鉄格子が張られているものがある。施設によっては金網や鉄格子の隙間ごしに猛獣への餌付けが可能な場合もある。
万一のエンジン故障などを想定した、非常時対策訓練が行われている施設もある〔多摩動物公園情報 ライオンバスの非常時対策訓練実施 - 東京都〕。
== ライオンバス ==
多摩動物公園のライオン園が一般公開された1964年5月17日、「ライオンバス」が運行開始。初代園長・林寿郎の発案で、サファリ形式の観覧は当時世界初の試みだったという。
初期には「ライオン観覧車について」という説明板が園内に掲示され、特製バス(日野 BT71)についての概要・特徴が箇条書きの文章で記されていた。それによると、強化ガラス2枚の合せガラス「窓」、ライオン4頭(約1トン)が屋根に上っても充分な強度の「車体」、2両を背中合せにできる後部の「非常扉」、不燃性材料の「客席」、無線機やアンモニア銃の装備など、安全性が説明されていた〔東京動物園協会 『どうぶつと動物園』 平成20年春号「多摩動物公園の50年」 p.28〕。細かなスペックについては、東京公園文庫6『多摩動物公園』(中川志郎、1981年・郷学舎)p.68-71にも書かれている。
1976年10月17日には、日本宝くじ協会から2代目の「ライオンバス」3台(シマウマ柄)が寄贈された〔東京動物園協会 『どうぶつと動物園』 平成20年春号「多摩動物公園の50年」 p.18〕。
わずか2年で100万人の累計乗車人数を突破した「ライオンバス」は、1988年に1,000万人を〔天然ガスユーザー訪問 「多摩動物公園(東京都日野市)東京ガス/ライオンに優しいCNGバス」 - ガスエネルギー新聞〕、2014年2月1日に2,000万人を達成した〔多摩動物公園のライオンバス、乗車2,000万人達成! - 東京ズーネット、2014年2月1日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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