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サポジラ(学名:''Manilkara zapota'' 英:''Sapodilla'')は新世界の熱帯域に分布する常緑高木。メキシコ原産であり、スペインによる植民地化に伴いフィリピンに移入され広まった。和名はチューインガムノキ。メキシコガキともいう。 樹高は30-40mまで達し、 耐風性のある樹皮にはチクル(英:Chicle)と呼ばれる白く粘り気のあるラテックスが多く含まれ、それはチューインガムの原料となる。葉は7~15cm程の卵形で光沢があり、枝に螺旋状に付く。花は先端部分が6つに分かれた釣鐘型の合弁花であり、花弁の色は白く、あまり目立たない。果実は直径4~8cm程になり、果皮の質感はジャガイモに似る。内部には2~10個程の種子があり、果肉は茶色、あるいは浅黄色で石細胞を含む。味は非常に甘く美味であり、キャラメルや綿菓子に近い風味がある。種子は黒く、柿の種に近い形状をしており、飲み込むと喉に痞える事がある。 花は季節を選ばず咲き、球形や楕円形の果実は年に2回収穫可能であるが、未熟果にはラテックスとタンニンが多く含まれる為、完熟するまでは収穫できない。 == ギャラリー == Image:ManilZapot 060416 4939 rwg.jpg|花序と若い果実 image:Chikoo.JPG|果実 image:Sapodilla fruit.jpg|果実の断面 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サポジラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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