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寒戸の婆(さむとのばば)は、民俗学者・柳田國男の著書『遠野物語』にある日本の伝説の一つ。神隠しにまつわる伝説の中でも特に知られたもの。 == 伝説 == 岩手県上閉伊郡松崎村(現:遠野市)の寒戸にいた娘がある日、木の下に草履を残して消息を絶った。 その30年後、親戚たちが集まっているところへ、その娘がすっかり老いさらばえた姿で帰ってきた。事情を尋ねる親戚たちに対し、娘はみんなに逢いたくて帰って来たものの、山に帰らなければならないと言って去って行った。その日は風の強かったので、遠野ではそれ以来、強風の日は「寒戸の婆が帰ってきそうな日だ」といわれたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「寒戸の婆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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