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サヨナラボーク : ミニ英和和英辞書
サヨナラボーク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラボ : [らぼ]
 【名詞】 1. (abbr) laboratory 2. language laboratory 3. (P), (n) (abbr) laboratory/language laboratory
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サヨナラボーク ( リダイレクト:豊田大谷対宇部商業延長15回 ) : ウィキペディア日本語版
豊田大谷対宇部商業延長15回[とよたおおたにたいうべしょうぎょうえんちょう15かい]

豊田大谷対宇部商業延長15回(とよたおおたにたいうべしょうぎょうえんちょう15かい)とは、1998年8月16日阪神甲子園球場で行われた第80回全国高等学校野球選手権大会2回戦、東愛知代表・豊田大谷高校山口県代表・宇部商業高校の試合である。
== 試合経過 ==
この試合は、第2試合で12時5分に試合がスタートした。
0対0で迎えた5回表、宇部商は安打盗塁、相手エラーが絡んでライト前安打で1点を先制。6回表にも1点を追加して2対0で迎えた6回裏、豊田大谷は2者連続四球でランナー一・二塁から重盗を成功させて二・三塁とし、古木克明がライト前に安打を放ち1点を返す。2対1で迎えた9回裏、豊田大谷は2死一・三塁から重盗。これがベースカバーに入った宇部商二塁手の悪送球を誘い、2対2の同点となり試合は延長へ。
延長に入ってからは両校とも0が続いたが、迎えた延長15回裏、豊田大谷は左中間安打とセカンドゴロエラーで無死二・三塁に。6番・小谷が敬遠で歩いて無死満塁、サヨナラ勝利のチャンスを迎えた。豊田大谷の次打者は右打ちの7番・持田泰樹、カウント1ボール2ストライクから宇部商・藤田修平が211球目を投じようとセットポジションに入り腕を少し前に出したが、キャッチャーの複雑なサイン動作に、藤田は無意識に投球動作を中断して腕を後ろに戻してしまった。この行為を見逃さなかった球審・林清一が「''ボーク''」を宣告。3時間52分に及んだ試合は甲子園大会史上初の「サヨナラボーク」という呆気ない結末で、豊田大谷高校が延長15回サヨナラで勝利を決めた。
藤田が林審判に返そうとしたボールを「持っておきなさい。そして来年、また甲子園に来なさい」と、林は藤田に手渡した。通常、ウイニングボールは勝利校の主将に渡されるが、勝利校の豊田大谷には別のボールが渡された。
試合終了直後の両チームの挨拶では、勝利投手となった豊田大谷の3年生エース・上田晃広が、宇部商のエース・藤田に「ありがとな…」と声を掛けた後、藤田は思わず涙を流していた。敗戦投手の藤田は呆然自失の表情のまま、ボークを犯した瞬間についてのインタビューには「何も覚えていません」「分かりません…」などと小声で応えるしかなかった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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