翻訳と辞書
Words near each other
・ サライェボ包囲戦
・ サライェボ国際空港
・ サライェボ大聖堂
・ サライェボ空港
・ サライェヴォ
・ サライェヴォオリンピック
・ サライェヴォ・カテドラル
・ サライェヴォ・ハッガーダー
・ サライェヴォ事件
・ サライェヴォ五輪
サライェヴォ包囲
・ サライェヴォ包囲戦
・ サライェヴォ国際映画祭
・ サライェヴォ国際空港
・ サライェヴォ大聖堂
・ サライェヴォ映画祭
・ サライェヴォ空港
・ サライエボ
・ サライエボ事件
・ サライエボ包囲


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

サライェヴォ包囲 : ミニ英和和英辞書
サライェヴォ包囲[ほうい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

包囲 : [ほうい]
  1. (n,vs) siege 2. encirclement 3. envelopment 

サライェヴォ包囲 ( リダイレクト:サラエヴォ包囲 ) : ウィキペディア日本語版
サラエヴォ包囲[さらえう゛ぉほうい]

サラエヴォ包囲(サラエヴォほうい、ボスニア語:、セルビア語:、クロアチア語:、サラエボ包囲サライェヴォ包囲)は、ボスニア・ヘルツェゴビナ国内に、セルビア人勢力によって一方的に設立された事実上の国家であるスルプスカ共和国と、ユーゴスラビア人民軍(VRS)によって、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都であるサラエヴォが包囲されたものであり、1992年4月5日から1996年2月29日まで続いた。
サラエヴォ包囲はボスニア・ヘルツェゴビナ紛争内の一戦闘である。ユーゴスラビアからの独立後間もない、装備の十分ではないボスニア・ヘルツェゴビナ共和国軍(ARBiH)と、独立に反対するセルビア人を支えるユーゴスラビア人民軍(JNA)およびスルプスカ共和国軍(VRS)が戦った。包囲中、ユーゴスラビア人民軍およびスルプスカ共和国軍は、サラエヴォを取り巻く丘陵地に陣取ったが、独立したばかりのボスニア・ヘルツェゴビナを阻害し、同国の領内にセルビア人の国家であるスルプスカ共和国を打ち立てるのが目的であった。
サラエヴォ包囲では、12,000人が死亡し、50,000人が負傷したものと推定されている。うち85%は市民であった。殺害と強制移住によって、戦時中である1995年の人口は334,663人にまで減ったとされ、これは紛争前の市民の数の64%に過ぎない〔 History of Sarajevo
2003年1月、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(ICTY)の法廷では、サラエヴォ=ロマニヤ軍団の司令官スタニスラヴ・ガリッチStanislav Galić)に対して、第一次マルカレ虐殺を含むサラエヴォの包囲と恐怖狙撃によって〔Galić verdict- 2. Sniping and Shelling of Civilians in Urban Bosnian Army-held Areas of Sarajevo 〕、ガリッチは人道に対する罪にて有罪とされ、終身刑を言い渡された〔Galić: Crimes convicted of 〕。2007年、スタニスラヴ・ガリッチの後任として1994年8月から1995年末にかけてサラエヴォ=ロマニヤ軍団の将軍であったセルビア人のドラゴミル・ミロシェヴィッチDragomir Milošević)に対して、第2次マルカレ虐殺を含むサラエヴォとその市民に対する犯罪によって懲役33年を言い渡された。法廷では、マルカレ市場に対して1995年8月28日、サラエヴォ=ロマニヤ軍団の方角から120ミリメートル迫撃砲弾で砲撃されたものと認定された〔SENSE - DRAGOMIR MILOSEVIC SENTENCED TO 33 YEARS 〕。
== 戦闘 ==

=== 発端 ===
第二次世界大戦の後、社会主義国として再スタートを切ったユーゴスラビアは、その初期のころから、民族主義に対して厳しい監視をしていた。民族主義はユーゴスラビアに混乱と分裂をもたらすものとして危惧されていた。ユーゴスラビアで長期間にわたって権力を維持したヨシップ・ブロズ・ティトーが死去した1980年以降、民族主義を抑制する政策への反発が噴出した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サラエヴォ包囲」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Siege of Sarajevo 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.