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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『サラリーマンNEO』(サラリーマン・ネオ、〔第35回国際エミー賞 ノミネートリスト より。「職場のクスクス笑い」を意味するこのタイトルは国内での放送では用いられていない。〕、サブタイトル:''for the new age of office workers'')は、NHKで放送されているコントやショートドラマ中心のバラエティ番組。2006年のseason1まで、正式名称は『謎のホームページ サラリーマンNEO』(なぞのホームページ サラリーマンネオ)だった。 == 概要 == これまでバラエティ番組としてはあまり焦点があてられていなかったサラリーマン社会をネタにしたコントを中心に構成している。コンセプトは「NHKにはない、NHKにしかできない番組」〔監督日記34 - サラリーマンNEO公式サイト内2012年3月15日〕。番組内での企業名の積極的な表示(他の番組では控えられるが、サラリーマンをネタにしていることもあって避けて通れない)や、一見わかりにくい(内容を理解できる視聴者が限られる)シュールなコント、さらにはスタッフの笑い声が混ざったり〔『着信御礼!ケータイ大喜利』でも同様のシーンが見られる。〕アドリブが多用されたコントなど、今までNHKでは半ばタブーとされていた内容を取り上げているのも特色といえる。加えて、レギュラー化後の放送形態が通年放送ではなく「2クール放送、2クール休止」というローテーションを繰り返すスタイルとなっており、バラエティ番組としては民放を含めても異例と言える〔テレビドラマでは「水戸黄門」や「渡る世間は鬼ばかり」などがこれに近い形(複数クール放送後に一定の休止期間をおいて続編を放送)を採っている。〕。 番組のメインキャストは、生瀬勝久を中心とした、普段はバラエティ番組には登場しない舞台系の俳優を中心に配しており、現在はいわゆる「お笑いタレント」が登場しない(初期の特番放送時には一部登場)のもこの番組の特徴である〔生瀬勝久と山西惇は1990年前後に読売テレビで放送されていた「週刊テレビ広辞苑」や「現代用語の基礎体力」などにも出演していた、いわゆる「お笑い番組経験者」であり、コメディーとしての舞台演劇も経験豊富な存在である(当番組自体、前述の「週刊テレビ広辞苑」シリーズとコンセプトが類似した番組である)。他にも、お笑いコンビ「テンション」の元メンバーである田口浩正が出演している。〕。この方針については、NHKのこれまでのお笑い番組が演芸主体になっており、コントに挑戦するためには他局と同じ番組を放送しても意味がなく、独自性を出すためであったとプロデューサーが取材で答えている。 かつて番組タイトルに冠していた「謎のホームページ」とは、当初の設定でコントや企画VTRが、疲れたサラリーマンを癒す「架空のホームページ〔「ホームページ」とあるが、本来の意味ではなく「ウェブサイト」のことである〕」上のコンテンツとされていたことによる。番組公式サイトは第2回の特番放送時に開設されたが、「謎のホームページ」らしさを出すため放送後の2004年秋から第3回放送決定まではわざわざ削除されていた。また、特番放送時には実際に公式サイトでコントや企画VTRの一部をストリーミング配信していたが、権利上の関係もあり、番組レギュラー化の時点でいったん終了、Season3開始時に復活している。いずれも広報としての位置づけである。 日本国外向けである国際放送「NHKワールド・プレミアム」でも放送されていた。 2012年3月15日、番組公式サイト内の「監督日記」において、監督の吉田照幸からのメッセージとして、Season 7の制作・放送を行わず、2011年放送のSeason 6をもってレギュラー放送を終了することが発表された〔。終了理由の一つとして「マンネリ化」を指摘されていたという〔。一方で、3月28日更新の「監督日記」では、特別番組としての放送の可能性を模索中であることを示唆するメッセージが掲載されており〔監督日記35 - サラリーマンNEO公式サイト内2012年3月28日〕、通常は番組終了後にクローズされる公式サイトもすぐにはクローズされなかった。 2012年6月30日に特別番組「サラリーマンNEO GOLD」が放送された。吉田はこの特番の終了後、2013年度上半期の連続テレビ小説『あまちゃん』の演出を手がけるために番組を離れることが明らかされ〔監督日記36 - サラリーマンNEO公式サイト内2012年6月20日〕〔『あまちゃん』にはサラリーマンNEOの出演者が、単発出演も含めて多数起用されている。〕、番組が事実上終了、公式サイトもクローズされた。脚本家をはじめとするスタッフの一部は内村光良のコント番組「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」の制作に携わっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サラリーマンNEO」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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