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サルの自撮り[さるのじとり]
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サルの自撮り[さるのじとり]
サルの自撮り(monkey selfies)とは、メスのクロザルが自然写真家デイヴィッド・スレイターのカメラを使って自撮りした写真のこと。この写真はウィキメディア・コモンズにアップロードされ、2014年半ばに大きな話題を呼んだ。人間以外の動物による作品に著作権は発生するのかが問題となったのである。スレイターは自身に著作権があると主張したが、著作権を持つのはその作者であり、人間以外(法律上の人ではない)の作者は著作権では保護されないという考え方のもと複数の専門家や組織から反駁された。2014年12月、アメリカの著作権庁は人間以外の動物による作品はアメリカにおける著作権の対象とはならないと宣言した。 ==背景== 2011年、自然写真家のデイヴィッド・スレイターがクロザルの撮影のためインドネシアに滞在中のことだった。スレイターが機材の準備をしていると、メスのクロザルが彼のカメラを奪い、そのカメラで何枚もの写真を撮った。ほとんどは使えないものであったが、クロザルの姿がはっきりと写っているものもあった。スレイターは後にこれを「サルの自撮り」〔として発表した。スレイターはこの写真の著作権が自分にあるという思いなしから、カーターズ・ニュース・エージェンシーとライセンス契約を交わしている。スレイターの主張によれば、彼は「額に汗して」写真を撮ったのであり、「あれはサルにカメラで遊ばせておくという技術でありアイデアだったんだ。私はそれを見ていればいい。サルにそういう習性があることは知っていたし、予測もしていた。写真を撮らせるチャンスがあると知っていたんだ」〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サルの自撮り」の詳細全文を読む
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