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サルコイドージス : ミニ英和和英辞書
サルコイドージス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サルコイドージス ( リダイレクト:サルコイドーシス ) : ウィキペディア日本語版
サルコイドーシス[ちょうおん]
サルコイドーシス () とは、原因不明の類上皮非乾酪性肉芽腫を認める疾患である。多発・多臓器にわたることがある。
== 概念 ==
サルコイドーシスは、リンパ節皮膚心臓筋肉など全身諸臓器に乾酪壊死を認めない類上皮細胞肉芽腫が形成される全身性の肉芽腫性疾患である。Th1関与の過敏性免疫反応が関与すると考えられているが、1869年本症の皮膚病変が英国の内科医らによって報告されて以来原因はなお不明である。典型的には若年女性に好発し、肺門部リンパ節腫脹および肺野病変、皮膚、関節および眼症状にて初発することが多く、約90%が肺病変を形成するといわれている。
本症の病因としては疾患の感受性のある宿主が環境中の何らかの抗原物質(起因体)に暴露されて誘導されるTh1タイプの過敏性免疫反応に起因すると考えられている。グラム陽性嫌気性細菌である が起因体という説があるが、どこにでもある種々の環境刺激に対して、免疫反応が起きたとする報告もある。ストレス等が遠因だが、詳細は不明である。常在菌による感染を起因体とする根拠のひとつにミノサイクリンの長期投与で皮膚サルコイドーシスが寛解したという報告がある。サルコイドーシスの免疫病態は、活性化したマクロファージT細胞の集積であり、結果は肉芽腫の形成である。TNF-αは肉芽腫の形成において重要な役割を担っており、サルコイドーシスでの発現亢進が報告されている。またサルコイドーシスではマクロファージの活性化にCD4陽性T細胞で産出されるIFN-γが重要な役割を発揮する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サルコイドーシス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sarcoidosis 」があります。




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