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「神よ、爾は救を地の中になせり」(かみよ、なんじはすくいをちのなかになせり、, )は、正教会の聖体礼儀で歌われる祈祷文(金曜日の領聖詞、翻訳は日本正教会の用いる祈祷書『連接歌集』より)。 本記事ではまず祈祷文について解説を加え、しかるのちに、これを元にしたパーヴェル・チェスノコフ作曲による聖歌(吹奏楽編曲版あり)について詳述する。チェスノコフの曲については日本では「サルヴェーション・イズ・クリエイテッド」などと英語から転写された表記がなされる事もある〔出典:Praise The Lord With Drums And Cymbals/St. Olaf Band 〕。 == 祈祷文 == 「神よ、爾は救いを地の中になせり」は、正教会の聖体礼儀において歌われる祈祷文であり、教会の祭日に当らない金曜日の領聖詞である。領聖詞とは神品 (正教会の聖職)が領聖する際に詠隊によって歌われる祈祷文であり、文句の多くは聖詠(詩篇)から採られている。本領聖詞は、第73聖詠12節(詩篇第74篇12節)を元にしている。 ただし、正教会では主日(日曜日)に聖体礼儀を行う事が一般的であり、金曜日には十二大祭や聖人の祭日などを除き、修道院以外の、街の教会ではまず聖体礼儀は行われない。従ってこの句を一般の正教徒が聞く機会は稀である。 *祈祷文全文 *教会スラヴ語: 〔出典:""(444頁、出版:、2002年)〕 *ラテン文字転写(一例):Spasyeniye sodyelal yesi posryedye zyemli, Bozhye. Alliluiya. *片仮名転写(一例):スパスィェーニイェ〔日本人の多くには発音が難しいが、「スィェ」で一音節である(「シェ」とも「スェ」とも違う)。外部リンクの教会スラヴ語録音参照。この後の「ディェ」も一音節。「ヂェ」とも転写し得るが、""と区別するために別の転写とした。〕 ソディェーラル イェスィー ポスリェディェー ゼムリー、ボーヂェ。アリルイヤ。〔片仮名転写は教会スラヴ語をロシア語風に再建したもの。ロシアでも教会スラヴ語聖歌に対し、アクセントの無い""を変化させないで歌う場合と、変化させる場合とがあるが、ここでは変化させないパターンで転写した。〕 *〔『連接歌集』(200頁、日本正教会、明治42年1月刊)〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神よ、爾は救を地の中になせり」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Salvation is Created 」があります。 スポンサード リンク
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