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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
サレンダー・モンキー(英語 :''surrender monkeys''、降伏するサル)は、フランス人ないしその軍隊(フランス軍)を指す民族差別用語。「Cheese-eating surrender monkeys(チーズを食べながら降伏するサル野郎ども)」という台詞が全文であり、サレンダーモンキーはその略称にあたる。 1995年にフロッグ(蛙野郎、蛙食い)などの伝統的なフランスへの蔑称に続く形で現れ、短期間で広い周知を獲得した。当初は非公式的なスラングであったが、次第に公の場でも使用されるようになっていった。イラク戦争でのフランコフォビア(嫌仏感情)がアメリカなどで高まる中、英語圏のインターネットでも盛んにフランス軍の「敗北の歴史」を嘲笑するエスニックジョークが盛んになった。こうした流れは伝統的なものだが、若い世代に認識を継承させたという点で重要といえる。 後にオックスフォード引用句辞典は「サレンダー・モンキー」を政治的用語として登録した。 ==経緯== ===用語の由来=== この用語の由来は他のスラングとは異なり、明確に発祥が分かっている。ブラックジョークを特徴とする風刺アニメ番組『ザ・シンプソンズ』で最初に使用されたもので、1995年4月30日放送のエピソード『伝説のジャズマンよ 永遠に』('Round Springfield)において登場した。この話で予算削減の為にフランス語の授業を任されたスプリング・フィールド小学校の用務員ウィリーが、縞模様の服にベレー帽(典型的なフランス人へのステレオタイプ)で教壇に立ち、「ボンジュール!俺はチーズを食べながら降伏するサル野郎どもだ」とスコットランド訛りで教えるシーンが登場する。同エピソードは日本では差別的であるとして放送禁止指定を受けたが、DVDには収録されており視聴可能である。 同話が収録されたDVDに付属しているメイン脚本家のアル・ジーンによる解説で、このエスニックジョークは脚本家仲間の一人であるケネット・ケン・キーラーによって書かれた可能性が示唆されている。ジーンはこのジョークがここまで流行するとは思わなかったと驚いた上で、「フランス人へのエスニックジョークであり、それ以外の意図はない」とコメントしている〔。フランス語版の同じエピソードでは「surrender monkeys」の部分が単に「monkeys」と訳されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サレンダーモンキー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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