翻訳と辞書
Words near each other
・ サワークラウト
・ サワークリーム
・ サワーサップ
・ サワーソップ
・ サワードウ
・ サワードウブレッド
・ サワードウ・ブレッド
・ サワーブレッド
・ サワール
・ サワーンワッタナー
サワー・マッシュ
・ サワー沢口
・ サワー油
・ サワ国防訓練センター
・ サン
・ サン (ギリシア文字)
・ サン ノゼ チナンテク
・ サン ベネデット
・ サン マルコ プラットフォーム
・ サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院教会


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

サワー・マッシュ : ミニ英和和英辞書
サワー・マッシュ[さわー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

サワー : [さわー]
 (n) sour, (n) sour
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サワー・マッシュ : ウィキペディア日本語版
サワー・マッシュ[さわー]

サワー・マッシュ英語Sour mash )は、蒸留製造産業におけるウイスキー製造プロセスの名称である。サワードウ・ブレッドの製造過程に類似しているので、この名で呼ばれる。このプロセスは、スコットランド人化学者であるジェイムズ・C・クロウが、ケンタッキー州ウッドフォード郡のオールド・オスカー・ペッパー蒸留製造所(現在は、ウッドフォード・リザーヴ蒸留製造所、EN)で働いていたとき、開発したものである。
== 概要 ==
しばしば間違って考えられているが、サワー・マッシュはウイスキーの風味の一種ではない。ウイスキーがサワー・マッシュ過程にあるとき、古い、または「酸敗した(sour)」マッシュ EN の一部(上澄み液)が、新しいマッシュに加えられる(古いマッシュはまた、使い終わって古くなったグレインが家畜飼料原料として利用されるため、「飼料マッシュ」とも呼ばれる)。マッシュ過程(マッシングEN)は、実質的なウイスキーの製造原料であるグレインを麦芽と共に湯に混ぜ、糖化させるプロセスである。
通常、複数種類の穀物のグレイン(穀粒)を細かく砕いたもの(挽き割り)を湯に混合して、どろどろの液状物質を造る。蒸留酒製造業やビール製造業で「マッシュ」と呼ぶのは、この液状物質のことである。バーボンの場合は、原料グレインとしてコーンつまりトウモロコシを主として使い、各種の穀粒(大麦小麦等)と共に湯に混ぜてマッシュを造る。これに対し、ライ麦を主要な原料グレインとしたものが、ライ・ウイスキーである。コーンを原料グレインとして使う場合も、マッシュにおいて80%以上がコーンのものは、バーボンとは呼ばず、コーン・ウイスキー EN と呼ぶ。
サワー・マッシュ・プロセスは、リカーの品質を改善し一貫性ある安定したものにするため行われ、これによって、すべてのボトルの味わいが、可能な限りに同じものへと近づく。サワー・マッシュを使うことで導入される酸は、ウイスキーを変質させる可能性を持つ細菌の繁殖をコントロールする。サワー・マッシュは、バーボン・ウイスキーテネシー・ウイスキー EN においては一般的である。サワー・マッシュ・ウイスキーのよく知られた例は、ジャック・ダニエルズ ENジム・ビームである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サワー・マッシュ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.