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サンツェッペリン : ウィキペディア日本語版
サンツェッペリン

サンツェッペリン日本競走馬2007年京成杯JpnIII)の優勝馬である。同年の皐月賞では15番人気で2着に入り、3連単の配当が同競走史上最高の162万3250円という大波乱を巻き起こした。馬名の由来は「太陽 (Sun) +飛行船名(ツェッペリン)」。
== 戦歴 ==
2006年6月24日福島競馬場新馬戦ダート1000m)でデビューしたが6着に敗れた。中1週で今度は1200mに出走したが11着であった。なお、この2戦は後に皐月賞で叩き合いを繰り広げたヴィクトリーに騎乗する田中勝春が鞍上だった。その後サンツェッペリンは3ヶ月の休養に入り、休み明けの未勝利では、以後のパートナーとなる松岡正海に乗り替わって初勝利を挙げた。
そして500万下条件戦を2走した後、オープン特別のホープフルステークスでは、松岡が、右腓骨々折で騎乗が不可能になったため、有馬記念で騎乗予定だったホッカイドウ競馬五十嵐冬樹が騎乗し、これまでの先行とは違って後方から差し込み、10番人気を覆してニュービギニングの2着で調子を上げると、続く京成杯では怪我から復帰ばかりの松岡が一転してハイペースで逃げて、重賞制覇を果たした。クラシック路線へ進むと、皐月賞の前哨戦にはスプリングステークスを選択したが、全く自分の競馬ができず8着に敗れた。
皐月賞では、重賞勝ちにも関わらず15番人気という低評価であった。これは逃げて優勝した京成杯がフロック視されたこと、更に父テンビーや母父オジジアンが主に短距離で活躍する産駒を送り出している背景もあり距離が不安視されたこともあった。しかし、スタートから先頭に立つと第2コーナーでヴィクトリーに先頭を譲ったものの、共に流れをつかみ、人気馬の仕掛けが遅くなるのも幸いして、最後の直線では壮絶な一騎撃ちとなった。ゴール直前には人気のフサイチホウオーも一気に襲い掛かり、大接戦となるが、ヴィクトリーに首の上げ下げでハナ差の2着に敗れた。
この2着で東京優駿(日本ダービー)の優先出走権を手にし、3歳馬最高峰を目指すことになったが、迎えた東京優駿では、皐月賞2着ながらも9番人気と評価は低かった。レースでは、先行し、逃げたアサクサキングスを捕らえることはできず、勝ったウオッカなど後続にも交わされはしたが4着に粘り、皐月賞に続いて人気を覆した。レース後は放牧に出され、8月18日に帰厩し、秋は神戸新聞杯から菊花賞に出走を予定し、神戸新聞杯の出走1週間前に栗東トレーニングセンター入りし菊花賞出走後まで滞在する見込みであったが、馬インフルエンザ騒動により移動が規制された為に当初のローテーションが白紙化され、9月23日オールカマーに出走したが、9着に敗れた。さらにその後、第68回菊花賞に出走するものの、14着に大敗した。なお、第1希望で香港ヴァーズ、第2希望で香港カップに予備登録を行っていたが回避した。菊花賞後は第52回有馬記念への出走。しかし、最下位となる15着に敗れた。(16頭の出馬であったがフサイチパンドラが出走取消のため15頭で開催。)
2008年は白富士ステークスから始動。1番人気に支持されるが13着だった。その後、新馬戦以来のダート競走となるマーチステークスに出走するが最下位16着だった。
その後障害に転向し11月29日の障害未勝利戦に出走、結果は7着だった。そして再び平地に戻ってディセンバーステークスに出走するが、9着だった。
2009年はニューイヤーステークスから始動したが、見せ場なく12着に終わった。続くアメリカジョッキークラブカップでも12着と大敗した。その後は一走もせず、2009年11月25日付けでJRAの競走馬登録を抹消された。シンガポールへ移籍の予定であった〔が実現せず、翌2010年にホッカイドウ競馬へ移籍した。ホッカイドウ競馬では3戦して未勝利に終わり、10月19日瑞穂賞を最後に競走馬を引退する。去勢手術を施された後、日高町のケイズ豊郷分場で余生を送っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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