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サンティマミニェ洞窟(さんてぃまみにぇどうくつ、, )は、スペイン・バスク自治州・ビスカヤ県・コルテスビにある洞窟。バスク自治州でもっとも重要な遺跡のひとつである。 == 歴史 == ビスカヤ県の北東部にあり、近隣の都市としては南南西5kmにゲルニカがある。ウルダイバイ河口の右岸、サン・ミゲルの丘に位置しており、標高は448m(150ft)である。サンティマミニェ洞窟は立地面で優れており、ネアンデルタール人やホモ・サピエンスによって居住が続けられた。中期旧石器時代、後期旧石器時代、中石器時代、新石器時代、青銅器時代、鉄器時代の遺構が発見されているが、特に後期旧石器時代の期の洞窟壁画で知られている。 洞窟壁画は1916年に発見され〔SANTIMAMIÑE CAVES Euskadi.net〕、1917年に発掘が開始された〔レイチェル・バード『ナバラ王国の歴史』狩野美智子訳、彩流社、1995年、p.13〕。19頭のウシ、5頭のウマ、シカ、イノシシ、ヤギ、クマなどの大型動物が描かれ、一部は彩色されている〔石塚秀雄『バスク・モンドラゴン 協同組合の町から』彩流社、1991年、p.26〕。40cm四方程度の絵が多く、長辺が72cmのウシが最大の絵である〔。ウマとクマの絵はとりわけ珍しい題材であるとされている〔。1985年には近隣のアストゥリアス州にある「アルタミラ洞窟」がユネスコによって世界遺産に登録されていたが、2008年にはサンティマミニェ洞窟、エル・カスリチョ洞窟など17か所の洞窟が加えられ、「アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画」に名称が修正された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サンティマミニェ洞窟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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