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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 川 : [かわ] 【名詞】 1. river 2. stream
サンワーキン川(、日本語では「サンホアキン」とも表記されるが現地の発音は「サンワーキン」のほうが近い)はアメリカ合衆国カリフォルニア州を流れる、中部カリフォルニアで最も長い川である。 589㎞の長さを誇る川はシエラネバダ山脈から始まり、サンホアキン・バレー北部の豊かな農業地帯を流れ、サスーン湾、サンフランシスコ湾を通過し太平洋に注ぐ。 灌漑の水源として重要なだけでなく、緑の回廊にもなっている。サンワーキン川はカリフォルニア州を流れる川の中では最も多くのダムがあり、また流路変更も幾度となく行われた。 サンホアキン・バレーには8,000年以上前から人々が住み着いており、先コロンブス期のカリフォルニアでは長きにわたって人口が集中していた場所の一つであった。18世紀後半から、主にスペイン人とアメリカ人の多くの探検家、次いで開拓者がサンワーキン川流域に押し寄せ、先住民を搾取、排斥した。 新たにやってきた人々は流域の豊かな天然資源・水資源を占有し、農場や都市で利用したが、彼らは洪水や干ばつに悩まされた。サンホアキン・バレーは平坦な地形をしているために、いったん洪水が起こると下流部は広大な内海と化す。 20世紀、多くの堤防、ダムがサンワーキン川やその支流に建設された。これらの土木工事は川の不安定な環境を変え、トゥーレアリ湖はサンワーキン川流域から切り離された。かつては数百から数千のサーモンが産卵し、数百万羽の渡り鳥もやって来たが、川から大量の水を水路や運河に供給したことにより、水量は20世紀から劇的に減少してしまった。 == 名前の由来 == サンワーキン川は様々な名前で呼ばれてきた。現在の名前で呼ばれるようになったのは1805年~1808年に遡る。当時、スペイン人の探検家ガブリエル・モラガがミッション・サンノゼの東方で伝道所を作ることができる場所を探していた。モラガは川の支流(どの支流かは不明)をアンナの夫でマリアの父である聖ヨアキムからとって名付けた。モラガ選んだこの名前は、1810年頃には川全体の名前として使われるようになった 〔Gudde and Bright, p. 337〕。 1827年、ジェデッドアイア・スミスは日記に、あるインディアンのグループはこの川を「Peticutry」と呼んだ、と記した〔Hoover and Kyle, pp.89-90〕。これはアメリカ地質調査所や地名情報システムでは公式な異名として挙げられている〔。 モノ語では「typici h huu'」と呼ばれ、「重要な、または偉大な川」という意味である〔Sydney M. Lamb. 1957. ''Mono Grammar'' . University of California. Berkeley PhD dissertation. .pdf〕。 サンワーキン川下流の初期の名前はリオ・デ・サンフランシスコであった。この名前はスペイン軍人のペドロ・ファヘスが率いた探検隊に同行していたフアン・クレスピ神父が、サクラメント・サンワーキン・デルタの南から流れてくる川に名付けた。彼は見晴らしのよい場所から川を眺めたが、それは現在のサンフランシスコの背後にある丘の上だった。リオ・サン・ファン・バウティスタも初期の別名であるが、その由来は分かっていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サンワーキン川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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