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サン・カルロ歌劇場 : ミニ英和和英辞書
サン・カルロ歌劇場[ば]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
歌劇 : [かげき]
 【名詞】 1. opera 
歌劇場 : [かげきじょう]
 (n) opera house
: [げき]
 【名詞】 1. (1) drama 2. play 3. (2) powerful drug (abbr) 
劇場 : [げきじょう]
 【名詞】 1. theatre 2. theater 3. playhouse 
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 

サン・カルロ歌劇場 ( リダイレクト:サン・カルロ劇場 ) : ウィキペディア日本語版
サン・カルロ劇場[さんかるろげきじょう]

サン・カルロ劇場(Teatro di San Carlo) はイタリアナポリにある歌劇場で、劇場としてはヨーロッパで現役最古のものである。資金不足のため1874年-1875年のシーズンが中止された以外、定期公演が中止されたことがない点でも特筆される。
== 歴史 ==

=== 18世紀・劇場創建 ===
サン・カルロ劇場は、ナポリに劇場があることを望んだブルボン朝ナポリ王国の初代王カルロ (1759年に退位し、ブルボン朝スペインの国王カルロス3世となる)によって建造された。開場は1737年11月4日(国王の聖名祝日)、演目はピエトロ・メタスタージオ台本、ドメニコ・サッロ音楽のオペラ''Achille in Sciro''であった。この時サッロはオーケストラの指揮も行い、幕間にはグロッサテスタの2つのバレエも演じられた。この劇場はその建築、金装飾、および豪華壮麗な青色(ブルボン家の色であった)の布張装飾で有名となった。
当時、ナポリのオペラは全ヨーロッパでも著名なものであった。オペラ・ブッファの領域のみならず、オペラ・セリアにおいても、レーオポルポラトラエッタピッチンニヴィンチ、アンフォッシ、ドゥランテヨンメッリチマローザパイジエッロジンガレッリなどが活躍していた。ナポリはヨーロッパにおける音楽上の首都と見做されており、他国の作曲家、例えばハッセヨハン・クリスティアン・バッハグルックなどもサン・カルロ劇場をそのキャリアの頂点として考えていた。同様に、多くの著名な歌手もサン・カルロ劇場で演じた。"La Cochetta"という愛称で知られるルクレツィア・アングイアーリ、ナポリの音楽院出身のカストラートたち―カファレッリ(ガエターノ・マヨラーノ)、ファリネッリ(カルロ・ブロスキ)、ジジエッロ(ジョアッキーノ・コンティ)などである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サン・カルロ劇場」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Teatro di San Carlo 」があります。




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