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サン・セバスティアン(, )またはドノスティア(, )は〔''Donostia'' (Basque) / ''San Sebastián'' (Spanish) エル・ディアリオ・バスコ、2011年12月29日〕、スペイン・バスク自治州ギプスコア県の県都。 1982年まで正式名称はカスティーリャ語のSan Sebastiánであり、1982年に2言語の名称をハイフンで連結したドノスティア=サン・セバスティアン()に変更されたが、2012年に2言語の名称をスラッシュで分けたドノスティア / サン・セバスティアン()に改名した〔石井久生「制度により構築される言語景観 バスク州とナバラ州における基礎自治体改名の実践」『共立国際研究』共立女子大学国際学部紀要 (30) pp.39-61 2013年〕。「ビスケー湾の真珠」〔「カンタブリア海の真珠」と称される。 ビスケー湾に面しており、フランスとの国境からの距離は約20kmである。2011年の人口は186,409人であり、サン・セバスティアン都市圏の人口は436,500人である〔Proyecto Audes .〕。主要な経済活動は商業や観光業であり、スペインでもっとも著名な観光地のひとつである。その食文化やサン・セバスティアン国際映画祭などで世界的な知名度を得ている。ポーランドのヴロツワフとともに、2016年の欧州文化首都に選定されている。 カスティーリャ語のサン・セバスティアンとバスク語のドノスティアはまったく異なる起源をもつ単語にみえるが、いずれも聖セバスティアンに由来する。バスク語の地名におけるドナ/ドノ/ドニ(dona/dono/doni)という要素はラテン語のドミネ(domine)に由来して聖人を意味し、ドノスティアの後半部分は聖セバスティアンの短縮形のスティア(stia)である〔Larry Trask ''The History of Basque'' Routledge: 1997 ISBN 0-415-13116-2〕。住民の呼称はカスティーリャ語でもバスク語でもドノスティアラである。 == 地理 == サン・セバスティアンはスペイン北東部、バスク自治州北部にあり、北側がビスケー湾に面している。ギプスコア県のドノスティアルデアに属する。サン・セバスティアン都市圏の中心都市であり、近隣の町にはイルン(17km)、エレンテリア(7km)などがある。都市圏の東部は国境を越えてフランス・アキテーヌ地域圏のアンダイエにまで広がっている。サン・セバスティアンの美しい海岸線は人気のビーチスポットである。市街地やラ・コンチャ海岸などのビーチはモンテ・ウルグル、ウリア山、パサイア山、アダラ山、モンテ・イゲルドなどに囲まれており、ラ・コンチャ湾にはサンタ・クララ島が浮かんでいる。 サン・セバスティアンはウルメア川の河口に位置し、18世紀以後にウルメア川最下流部の大規模な湿地帯の上に建設された。市内は17区に分かれており、アイエテ区、アルツァ区、アマラ区、アマラ・ベリ区、アンティグア区、アニョルガ区、アテゴリエタ=ウリア区、エルディアルデア区、エヒア区、グロス区、イバエタ区、インチャウロンド区、ロイオラ区、マルトゥテネ区、ミラクルス=ビデビエタ区、パルテ・サアーラ区、スビエタ区がある。市街地中心部やアマラ・ベリ区、ロイオラ区は20世紀前半までウルメア川の流路だったかつての河床跡に位置している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サン・セバスティアン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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