翻訳と辞書
Words near each other
・ サヴィニャーノ・スル・パーナロ
・ サヴィニャーノ・スル・ルビコーネ
・ サヴィニョーネ
・ サヴィニ・レ・ボーヌ
・ サヴィニー
・ サヴィニーシュロルジュ
・ サヴィニープラッツ駅
・ サヴィニー・シュル・オルジュ
・ サヴィニー・プラッツ駅
・ サヴィニー広場駅
サヴィニー=シュル=オルジュ
・ サヴィニー=ル=タンプル
・ サヴィニー=レ=ボーヌ
・ サヴィニー=レ=ボーヌAOC
・ サヴィニ=レ=ボーヌ
・ サヴィリアーノ
・ サヴィル
・ サヴィルロウ
・ サヴィルロー
・ サヴィル・ロウ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

サヴィニー=シュル=オルジュ : ミニ英和和英辞書
サヴィニー=シュル=オルジュ[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サヴィニー=シュル=オルジュ : ウィキペディア日本語版
サヴィニー=シュル=オルジュ[ちょうおん]

サヴィニー=シュル=オルジュSavigny-sur-Orge)は、フランスイル=ド=フランス地域圏エソンヌ県コミューン。フランス語での発音はサヴィニーシュロルジュとなる。
==歴史==

サヴィニーとは、ガロ=ローマ時代に一帯の地主であったサビヌス(Sabinus)というサビニ系の人物に由来する。これが後Savinusとなり、現在のつづりへと変化した。
切り出された火打石、研磨された石、青銅や陶器から、新石器時代からケルト人の時代までに人が定住していたことを物語る。ガロ=ローマ時代には、名前の由来で推測できるように土地の所有者がいた。
長い間、サヴィニーは荘園領主の城の外にある小さな村であった。ワイン用ブドウを栽培する広大な農地、丘陵には果樹園、オルジュ川沿いの谷には草地が広がっていた。11世紀、初めて領主第一の礼拝堂が建てられた。12世紀、ロンポン修道院の修道士たちによってサン・マルタン教会が建てられた。
百年戦争中には一帯の他村同様、略奪され後に再建された。1475年、シャルル8世の寝室係エティエンヌ・ド・ヴェスクがサヴィニー荘園を獲得した。彼は自分の領土をシャンパーニュの農地やヴィリーの森までに広げた。1587年、4つの鐘がサン・マルタン教会に設置された。リュック伯爵シャルル=フランソワは荘園を相続して、1740年にサヴィニーの城で死んだ。
1801年、ポーリーヌ・ド・ボーモンは、フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンとの逢引のためにサヴィニーに短期滞在用の借家を借りた。1802年、ルイ=ニコラ・ダヴーはサヴィニー城を買いあげた。1854年、シャンパーニュの地主シャルル・プティは、テンサイの蒸留実験用の工場をサヴィニーに建てた。1855年、のちにサヴィニー市長となるルイ・デュヴァルが、造花の工場を建てた。1869年、亡命してきたスペイン女王イサベル2世が、サヴィニー城へ移り住んだ。
19世紀終わり、グランド・サンチュールがサヴィニーに延長し、1888年には駅舎がつくられた。1916年、シャンパーニュ荘園が売られ、翌1917年にレーモン・ポワンカレによってその土地に戦傷者のリハビリテーション施設が設置された。同じ年、軍事病院が城内に設置された。
第一次世界大戦後、地域首府への資本流入と、社会的な住宅政策がコミューンの表情を変えてしまった。1923年から1935年、コミューンの中心部から北や東の果樹園や農地が、初めはパリ住民のリゾート地、そして新たな企業者や労働者のための住宅に替えられた。並行して公共施設の建設が進められ、新たな地区が1928年から1930年にかけつくられた。サヴィニー住民のほぼ70%が高台で暮らすようになった。第二次世界大戦中、レジスタンス活動に身を投じていたジョルジェットとフランシスのルモワッサヌ兄弟は、迫害を受けた人々を助け、戦後諸国民の中の正義の人として讃えられた。
1945年から1972年まで、シャンパーニュの農地はフランス司法省所有となり、少年犯罪者更生施設が置かれていた。1947年から1974年まで続いた高度成長期、サヴィニーには新たな人口流入が始まり、大規模な集合住宅群が建てられた。
2005年パリ郊外暴動事件の間、サヴィニー=シュル=オルジュは未成年者の夜間外出禁止令が出された最初の都市となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サヴィニー=シュル=オルジュ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.