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サービスパック(SP)は、対象ソフトウェアへの修正などをインストール可能な単一パッケージとして配布するものである。マイクロソフトなど多くの企業が、個別のパッチを積み上げ、ある期限が来るとサービスパックとしてリリースしている。パッチを個別に多数インストールするよりもミスが発生しにくく、ネットワーク上の複数のコンピュータに適用することも容易である。 サービスパックには番号が振られていることが多く、SP1、SP2、SP3 などといった略称がよく使われている〔反例として次がある。 Microsoft SQL Server 2000 Service Pack 3a 〕。まれなケースとして、単なるバグ修正だけでなくWindows XP のSP2のように新規機能も含んでいることがある。 == 増分方式と累積方式 == 増分方式 (incremental) のサービスパックは、前回のサービスパックには入っていなかった修正のみをまとめたもので、累積方式 (cumulative) のサービスパックは、それまでのサービスパックの内容も全て含んでいるものである。以前のマイクロソフト製品は、増分方式の更新をサービスリリースと呼んでいた。例えば Office 2000 では、サービスリリース1(SR-1)を適用してからでないとSP2をインストールできない。 Windows XP のサービスパック3 以降、Microsoft Windows のサービスパックは累積方式をやめている。Windows XP SP3 は少なくともSP1を先にインストールしておくことが必須だが、SP1のインストールを介せずに直接インストール可能な形式の(これを式という)SP3を組み込んだインストール媒体作成は可能である。Windows Vista のSP2も累積的ではなく、SP1が必須となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サービスパック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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