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サーブ・9000 : ミニ英和和英辞書
サーブ・9000[れい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

サーブ・9000 : ウィキペディア日本語版
サーブ・9000[れい]

サーブ・9000(''SAAB 9000'' )は、1986年スウェーデンの航空機を主とする乗り物類のメーカーサーブの自動車部門が発売した自動車で、同社の再編後も自動車メーカーサーブ・オートモービルに引き継がれた。日本にも輸入されていた(1997年まで)。
== 概要 ==

当時、新車種の開発資金が薄かったサーブは、イタリアフィアットと共同開発をすることになる。これが、有名な「ティーポ4プロジェクト」(''Tipo-Quattro Project'' )である。更にこれにフィアットグループのアルファロメオが加わり、9000の他に「アルファロメオ・164」、「フィアット・クロマ」、「ランチア・テーマ」といった「姉妹車」が誕生した。
「姉妹車」とされるものの、9000はフィアットグループの他の3車とは外観や内装、メカニカルなど差異が多かった。なおこの共同プロジェクトでサーブはエアコンの開発を担当している。
9000は1984年にサーブの新しいフラッグシップモデルとしてデビューした。当初は5ドアハッチバックのみであったが、後に4ドアセダンが追加された。
日本に輸入された9000は大きく分けて3期(前期・中期・後期)に分けることができる。前期型では2Lエンジンのみの展開。中期型では、2.3Lが追加され、スポーツハッチバックの「タラテガ」と同じくハッチバックの「CS」が追加された。この頃にサーブはGM傘下となった(CSはGM傘下に入って初のニューモデルとなる)。後期型では僅か2年で消滅した「タラデガ」に代わって「エアロ」、上級仕様の「グリフィン」が追加された。
また、フロントグリルが2種類あり、厚いグリルが俗に「CD顔」、薄いグリルが同じく「CS顔」(見出し写真参照)と呼ばれる。「CD顔」は、「タラデガ」や1994年式までの「CD/グリフィン」に、「CS顔」はそれ以降の「CD/グリフィン」と「CS」、「エアロ」に装着される。
なお、9000に関しては、サーブ車の特徴の一つであるセンターコンソール上のキーシリンダーは採用されず、通常の位置(ステアリングコラム右側)に設置されている。
後継車は1997年に発表された「9-5」である。本国では1998年モデルまで「9-5」と並行して販売されたが、アメリカや日本では1997年モデルで打ち切りとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サーブ・9000」の詳細全文を読む




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