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サーベイヤー5号 : ミニ英和和英辞書
サーベイヤー5号[さーべいやー5ごう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

サーベイヤー5号 : ウィキペディア日本語版
サーベイヤー5号[さーべいやー5ごう]

サーベイヤー5号()はアメリカ合衆国サーベイヤー計画の5機目の月着陸探査機。1967年9月8日に打ち上げられ、9月11日に静かの海に着陸した。合計で19046枚の画像を地球に送信している。
== 計画 ==

ミッションはの液体燃料を加圧するシステムでヘリウム漏れを起こしており、失敗の可能性があった。ちょうど月から42km(通常の半分の高度)の位置で逆噴射をはじめた即興の着陸シークエンスが、バーニアエンジンがたった1340m(通常の10%)の高さから106秒で着陸することを可能にした。その後ヘリウム圧がかなり不足したことからエンジンダウンし、その状態で着陸した〔Surveyor 5 Sept 27, 1967. TIME report 〕。しかし、着陸は成功し、データも着陸後2週間にわたって受信された。アルファ粒子の後方散乱計を使った小型科学分析器は月面土壌成分の玄武岩の測定に使われた。よく似た構造のαプロトンX線分光計は幾つかの火星探査計画に使われていた。
サーベイヤー5号はサーベイヤー計画で月面に軟着陸した3機目の機体であり、宇宙機は基本的にアルミチューブの3角形の構造であり、工学科学装置の取り付け台になっていた。目的は着陸後の画像の撮影、バーニアエンジンによる侵食実験、月面土壌の化学元素の相対量の特定、タッチダウンダイナミクスデータの取得、温度とレーダー反射率データの取得などであった。器具類にはこれまでのサーベイヤー計画とほぼ同じように、着陸脚、バーニア推進システム、多くの工学センサーが積まれていた。アルファ散乱装置は表面サンプラーに導入され、月土壌の磁性素材の検出のために着陸脚に小型磁石の延べ板が取り付けられていた。
宇宙機は1967年9月11日0時46分44秒(UT)に月面座標北緯1.41度、東経23.18度の静かの海の小さなクレーターの20度ほどの斜面に着陸した。 着陸後、月の夜であった9月24日から10月15日までの無通信の間隔を除き同年10月18日まで、すべての実験器のデータを送信した。通信は同年11月1日まで受信され、その後2度目の月の夜となり通信はとまった。3度目、4度目の夜明けにも再起動が可能であり、最終的に1967年の12月17日まで稼動した。画像は3回目の昼を除いて送られている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サーベイヤー5号」の詳細全文を読む




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