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『白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス〔2008年以降の日本語タイトルに準拠。旧表記は『サーペンス・アルバス〈白蛇の紋章〉』。〕』(原題:Whitesnake〔デイヴィッド・カヴァデールのソロ・アルバム『White Snake』(1977年)と区別する意味で、『Whitesnake 1987』と呼ばれることも多い〕)は、ホワイトスネイクが1987年に発表したアルバム。スタジオ・アルバムとしては7作目。ビルボードチャートにおいて、マイケル・ジャクソンの『バッド』に次ぐ、最高2位。 == 解説 == 前作『スライド・イット・イン』(1984年)から本作の間に、デイヴィッド・カヴァデールが喉のポリープの手術を受けるというハプニングがあったが、カヴァデール自身は「手術をして良かった」「喉にはこれまで以上の力がついた」と語っている〔日本盤CD(25DP 5231)ライナーノーツ(酒井康、1987年3月8日)〕。脱退したコージー・パウエルの後任として、エインズレー・ダンバーが加入した。 「クライング・イン・ザ・レイン」と「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」は、アルバム『セインツ・アンド・シナーズ』(1982年)収録曲のセルフ・カヴァー。「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」には、後に正式メンバーとなるエイドリアン・ヴァンデンバーグ(元ヴァンデンバーグ)が参加している。また、「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」は、アルバム・ヴァージョンとは別にシングル用のレディオ・ミックス・ヴァージョンも録音された。 アメリカ盤や日本盤で未収録だった「ルッキング・フォー・ラヴ」と「ユーアー・ゴナ・ブレイク・マイ・ハート・アゲイン」は、日本では独自企画のミニ・アルバム『1987ヴァージョン』に収録された。これら2曲は、コンピレーション・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』(1994年)にも収録されている。また、アメリカでは前作『スライド・イット・イン』と本作、そして次作『スリップ・オブ・ザ・タング』のアルバム3枚と上記未収録曲等を収録した2枚組の『Here I Go Again: The Whitesnake Collection』が2002年に発売された。 バンドは本作で初めて、全米Billboard 200でトップ10入りを果たし、最高2位に達した〔Whitesnake | AllMusic - Awards〕。また、全英アルバムチャートでは57週連続でトップ100圏内にとどまり続けた〔ChartArchive - Whitesnake - Whitesnake1987 〕。 本作のレコーディング終了後には、デイヴィッド・カヴァデールを除く全メンバーが総入れ替えとなった。第1弾シングル「スティル・オブ・ザ・ナイト」のミュージック・ビデオに出演したエイドリアン・ヴァンデンバーグ、ヴィヴィアン・キャンベル、ルディ・サーゾ、トミー・アルドリッジの4人は、その後正式メンバーとなって、本作に伴うツアーにも参加した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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