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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ ロース : [ろーす] 【名詞】 1. (abbr) roast 2. roasting meat 3. sirloin 4. pork loin 5. (P), (n) (abbr) roast/roasting meat/sirloin/pork loin
thumb サーロス・ウルフホンド(英:Saarloos Wolfhond)とは、オランダ原産のウルフドッグ犬種である。オランダ人のサーロスという人物によって作出された犬種で、別名はダッチ・ウルフホンド(Duch Wolfhond)、ヨーロピアン・ウルフドッグ(英:Eurpean Wolfdog)。なお、サーロスという犬種名は発音上の問題によりサールロース、サーロースなどと表記されることもある。 == 歴史 == 古代犬種の非凡な能力にあこがれ、それが現代の犬種へと進化するにしたがって能力が劣化し堕落してしまったのではないかという考えを持っていた作出者が、古代犬種の優れた能力を取り戻させるための研究を行い、1920年代から作出が始まった。それにあたってイエイヌの先祖の一つであり、反射神経と運動力の優れたオオカミと、学習能力、忠実さ・愛情深さをもつジャーマン・シェパード・ドッグの組み合わせが考案された。作出はまず雄のジャーマン・シェパードと雌のオオカミを交配させ、それによって生まれた半狼(はんろう:オオカミとイヌのハーフのこと)を更に雄親のジャーマン・シェパードと一度だけ戻し交配させ、それによって生まれたオオカミの血を4分の1引く犬をもとに交配を進めて作出された。 作出後、サーロスは自分の作出したウルフドッグを綿密に研究し、総合能力の高さやイエイヌが担っているさまざまな使役のうち、どれがこの犬種にあっているかなどを探すテストを行った。それにより本種の総合的な能力(スタミナや瞬発力、学習力など)は他の犬種に比べてかなり優れていることが判明したが、その一方でウルフドッグ特有の内向性や用心深さ、訓練の難しさを持っていたため(注:これは全てのウルフドッグ犬種に現れる問題で、本種だけのクセではない)、牧羊犬や牧畜犬への使役には向いていなかった。遠吠え以外で吠えることを嫌うため番犬にも向いていなかったが、きちんとした訓練を行うことにより、警察犬や盲導犬として使うことが出来るということが分かっていった。しかし、訓練に大変コストがかかる(腕のあるドッグトレーナーが必要)ため、実用化されることはなかった。 しかし、容姿が良く身体能力も高いため人気を呼び、現在では世界中のウルフドッグ犬種のなかで最も人気のある犬種になった。主にショードッグやペット、ドッグスポーツの分野で活躍している。1975年にはFCIに公認された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サーロス・ウルフホンド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Saarloos wolfdog 」があります。 スポンサード リンク
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