|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『無敵超人ザンボット3』(むてきちょうじんザンボットスリー)は、日本サンライズ(現・サンライズ)制作の日本のロボットアニメ。テレビアニメとして1977年から名古屋テレビほかで放映された。 == 概要 == サンライズ(当時は日本サンライズ)が、前身の創映社より改組・独立後のオリジナル作品第1作目。本作は名古屋テレビ製作である。今日では珍しいことではないが、当時の状況では東京・大阪以外のテレビ局がアニメ製作をするのは異例なことだった。タイトルの『ザンボット3』は「三機合体のロボット」と「サンライズのロボット」という意味がある〔ブレインナビ 『ザンボット3・ダイターン3大全』 双葉社、2003年、109頁〕。なお、名古屋テレビ製作のアニメは本作が初めてではなく、1969年制作の「六法やぶれクン(東京ムービー制作)」以来8年ぶりとなる。 オリジナルとはいったものの、サンライズの井上幸一によるとサンライズ作品は「本当の意味でのオリジナル作品は、僕は少ないと思っているんです」〔http://moura.jp/clickjapan/robot/206/content02.html〕と述べており、本作も『マジンガーZ』を参考にした作品としている。 音楽には『天才バカボン』、『キューティーハニー』の渡辺岳夫、『世界名作劇場』の松山祐士。渡辺岳夫と松山祐士が初めてロボットアニメの音楽を手がけた作品である。 いかにもスーパーロボットアニメ風な敵メカ登場時に、その名前がテロップで紹介されるなどの演出はあるが、戦火と荒廃の中での日常生活、戦闘シーンでのリアルな心理(特に戦闘に臨むことの恐さ)、ショッキングな人間の殺し方と初期から出演のサブキャラクターが犠牲者になる「人間爆弾」、主人公たちが周囲から非難の的になる、等のハードな設定と演出がある。 主人公たちは純粋な地球人ではなく、ガイゾックの攻撃から逃れ宇宙を放浪したのち地球に到着し、日本に移住してきた(江戸時代頃と思われる)異星人・ビアル星人の末裔〔『ファミリーコンピュータMagazine』徳間書店 1995年6月30日号特別付録 「バトルロボット烈伝 最強キャラクタファイル」 50頁。〕である。この主人公たちが敵・ガイゾックと戦闘し、住宅や無関係な人への被害が出るため、主人公たちは地球にガイゾックを「連れてきた」と誤解され、一般の地球人から激しく非難される、という描写が物語前半では繰返し行われている。最終話では、ガイゾックはガイゾック星人により作られたコンピュータで、平和のためにビアル星人を含む悪意に満ちた生物を滅ぼすことを目的とし、危険な地球人を平和のために滅ぼすため飛来したという事実がガイゾックによって語られ、従来の単純な公式「勧善懲悪」に“正義とは何ぞや、誰がそれを決めるのか”と疑問を投げかける結末となっている。最終話の放映後、プロダクション、スポンサー、広告代理店が真っ青になったと富野は語っている〔「アニメ大国の肖像 (53)」東京新聞 2006年12月14日夕刊、中日新聞東京本社、2006年。〕。 最後の敵の正体は、SF小説『バーサーカー・シリーズ』にインスパイアされたものである。 最終話ラストは傷つき疲れ果てた主人公に、それまで非難していたはずの人々が歓声をあげて駆け寄るシーンで物語がしめくくられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無敵超人ザンボット3」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Invincible Super Man Zambot 3 」があります。 スポンサード リンク
|