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ザ・ウィーケスト・リンク : ミニ英和和英辞書
ザ・ウィーケスト・リンク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ザ・ウィーケスト・リンク : ウィキペディア日本語版
ザ・ウィーケスト・リンク[ちょうおん]

ザ・ウィーケスト・リンク (The Weakest Link) は、イギリスBBC Twoで放送されたクイズ番組である。初回の放送は2000年8月14日。オリジナルであるイギリス版は、BBCエンターテインメントおよび BBCアメリカを通じ、世界中に配信された。
番組フォーマットのライセンスは、BBC(英国放送協会)の商業部門である BBCワールドワイドを通じて配信された。世界中の50の国・地域にライセンス契約され、それぞれの版が制作されており、その中には日本も含まれている。世界に先駆けてライセンス契約によって取り入れた国はオーストラリアである。各国版における番組名は、そのほとんどが「ザ・ウィーケスト・リンク」またはその訳語となっている。また、他国版を放送した国は11にのぼる。
ザ・ウィーケスト・リンクは、フランチャイズ番組として、世界で2番目に好評を博した番組となった。1番目は『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア (Who Wants To Be a Millionaire?)』であり、こちらもイギリス発祥の番組である〔BBC NEWS | Entertainment | Millionaire dominates global TV 〕。
オリジナルのイギリス版では、司会者を務めるアン・ロビンソン (Anne Robinson) は、黒い衣装をまとい、決して笑わないという設定を徹底している。これにならい、各国版の司会者もすべて黒(ないし暗い色)の衣装をまとっており、決して笑わない。またほとんどの版でイギリス版と同じく女性が務めている。
== フォーマット ==
オリジナルであるイギリス版、および多くの各国版におけるフォーマットは以下の通りである。
9人の解答者は半円形に1列に並び、全員が1チームとして、1人ずつ順に1問1答の一般常識問題に解答していく。これを一定時間行い、1ラウンドとする。各ラウンドの目的は、その制限時間内に連続して正解し、チーム全体で共有する賞金を増額していくことである。このとき増額される賞金は、後述する「マネー・ツリー (Money tree)」に従う。しかし、1問でも不正解すると、それまでに積み上げた賞金は全額没収されてしまう。これを防ぐための手段として、司会者が出題する前に解答者は「バンク (Bank)」と宣言することで、それまでに積み上げた賞金を確保し、マネー・ツリーの第1段の賞金から連続正解を再スタートすることができる。それ以降で不正解しても、バンク宣言してある賞金は没収されない。
賞金のバンクは安全策であると言える。その反面、バンクせずに次の問題に正解できたならば、バンクして正解した場合に比べ、より高額の賞金を積み上げることができる。
各ラウンドの制限時間に達すると、そのラウンドは終了し、その時点でバンクしていなかった賞金は没収される。この際、司会者が問題を読み上げている最中だった場合、もしくは解答者が解答する前だった場合、その問題は破棄される。幾つかの国の版では、解答者が正解を答えられようとそうでなかろうと、司会者によりその問題の正解が発表される。もし解答者側が、与えられた制限時間に達する前に、そのラウンドでの最高賞金額、すなわちマネー・ツリーの最終段ないしその同額に到達してしまった場合、そのラウンドは自動的に終了となり、次の解答者はバンクを宣言する。
各ラウンド終了時に、司会者はそのラウンドでの獲得賞金を発表する。その後、解答者たちはそのラウンドの内容(各解答者の正解数等)をふまえて、次のラウンド開始前に、退場させたい解答者1人に投票する。視聴者にのみナレーションでどの解答者が統計的な「ストロンゲスト・リンク(strongest link。各ラウンドにおいて正解率が最高だった解答者)」だったのかが知らさせる。統計的な「ウィーケスト・リンク(weakest link。各ラウンドにおいて正解率が最低だった解答者)」も併せて知らされる場合もある。
解答者は全員でチームとして行動するため、お互いに容赦なく投票することが求められる。解答者にとって投票は、自身が優勝できる可能性を最大限にし、かつ獲得賞金を最大限にするためにも、戦術的に重要と言える。正解率の低い解答者に投票し退場させることは、優勝者が獲得する賞金を増額できる可能性を高めることに繋がるが、同時に正解率の高い解答者を残留させることは、最後のヘッド・トゥ・ヘッド(1対1の最終対決。詳細は後述)で打ち負かすことがより困難になることに繋がるからである。このため、序盤は賞金を稼ぐために最も正答率の低い解答者に投票して蹴落とし、ゲームが進むにつれ最終ラウンドに備えて正答率の高い解答者に投票して蹴落とす傾向にある(ただし、今度は多くの賞金を稼ぐことが困難になるというリスクも伴う)。
投票結果が発表されると、司会者は各解答者に対して、なぜその人物に投票したのかの理由を訊(たず)ねるのだが、同時にその解答者の無知・経歴・趣味などを侮辱したり皮肉を言ったりすることが決まりとなっている。すべての解答者に一通り訊ね終わると、最多得票者が「ウィーケスト・リンク」として失格となる。この際、司会者から「You are the weakest link. Goodbye!(貴方がウィーケスト・リンクです。さようなら!)」とすげなく言い放たれ、ステージを退場する。この退場の様を「ウォーク・オヴ・シェイム(Walk of Shame。不名誉の歩み)」と呼ぶ。
最多得票者が複数居た場合、司会者はストロンゲスト・リンクを発表し、そのストロンゲスト・リンクが誰を退場させるかを最終決定する。ストロンゲスト・リンクが候補者の内の1人に投票していた場合、あくまで投票した人物を退場させることに固執するか、あるいは他の人物を退場させることに気を変えるかは自由である。また、ストロンゲスト・リンク自身が候補者だった場合でも、誰を退場させたいかを訊ねられる。
以上の流れを繰り返し、最後の2人が勝ち残るまでラウンドを繰り返す。賞金は、各ラウンド毎の獲得額を加算してゆく。
最後に残った2人は協同して最終ラウンドに挑む。それまでのラウンドと同様だが、異なる点が2点ある:
# 最終ラウンドでバンクした賞金額は、版によって異なるが2倍もしくは3倍となり、それまでのラウンドでバンクしていた賞金に加算され、最終賞金額が決定される。
# ラウンド終了後は、投票による失格退場がなく、ヘッド・トゥ・ヘッドに移行する。
ヘッド・トゥ・ヘッド (Head to Head) は1対1の最終対決であり、サッカーの PK 戦方式で両解答者に5問ずつ出題される。最終ラウンドでストロンゲスト・リンクだった解答者が、先攻/後攻を決定する。5問ずつ出題を終えた時点で正解数の多い者が優勝者となる。
優勝者には、それまでに積み上げた獲得賞金の全額が授与される。最終対決に負けた解答者は、それまでのラウンドで失格となった解答者たちと同様に、何も獲得できず帰途に着くこととなる。
正解数が同数の場合は、以降サドンデス方式にて行う。すなわち両解答者は、いずれか一方が正解し他方が不正解するまで、出題され続ける。これは決着が着くまで行われるが、幾つかの国の版では、放送時間の都合上、サドンデスは1回に編集されている。
イギリス版における最高賞金額は、ほとんどの回では £10,000 だが、有名人が解答者として参加するチャリティーの回では £50,000 である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ザ・ウィーケスト・リンク」の詳細全文を読む




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