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『ザ・コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロー・ビル』 (The Continuing Story of Bungalow Bill) は1968年に発表されたビートルズのイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ザ・ビートルズ』、通称ホワイト・アルバムに収録されたジョン・レノン作の物語調の曲。 == 解説 == 作者のジョン・レノンによると、タイトルに使われている人名「バンガロー・ビル」とはアメリカ西部開拓史時代のヒーローで「バッファロー・ビル」とあだ名されたウィリアム・コーディ少佐のことで、バッファロー・ビルは約数100万頭の野牛=バイソンを殺してヒーローとなった。その続編という意味で曲を作った。ただ、「バッファロー・ビル」をそのままタイトルにするわけにいかないので、バンガローとかけて「バンガロー・ビル」という架空の名前にした。 この曲の構成は、初めはスパニッシュ・ギターのイントロ(当時レコーディングに使用していたメロトロンMkIIのサンプル音源。初期のCDではアルバムの前曲「ワイルド・ハニー・パイ」のアウトロ扱いされていた)がかかり、モーリン・コックス(リンゴ・スター夫人)たちによる、「ヘイ、バンガロー・ビル、何を殺したんだい、バンガロー・ビル?」という歌いだしで始まる。 詞の内容は、バンガロー・ビルが象と母親を連れて虎狩に行くという内容だが、歌詞の中にはDCコミックのキャラクターキャプテン・マーベルが登場する。ビルと母親のモデルはインドのリシケーシュで出会ったアメリカ人のナンシーとリチャードのクック親子で、この親子を嫌っていたジョンが、リチャードが彼女と虎狩に行ったという話を聞いてこの詞を思いついた。ジョンの二人への反感は、「アメリカ人らしいとんがり頭のサクソン系の母の息子」「恐ろしく見えたからといって虎を殺していいなら、殺されるべきは人間の方じゃないか」という皮肉めいた歌詞に表されている。 曲の半ば頃には当時はまだ恋人のオノ・ヨーコによるコーラス(たった一小節だが、ビートルズ作品で唯一の女声リードヴォーカルである)が入り、ラストは冒頭のルフランを繰り返しながらフェイド・アウトし、拍手の後にジョンの「エイ・オップ!(英国リバプール訛の英語でえっ、ちくしょうという意味)」という掛け声が入って終了する。その後、ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスへと間髪いれず進む。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザ・コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロー・ビル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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