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ザ・フラットヘッド : ミニ英和和英辞書
ザ・フラットヘッド[ふらっと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

フラット : [ふらっと]
 【形容詞・名詞】 flat

ザ・フラットヘッド : ウィキペディア日本語版
ザ・フラットヘッド[ふらっと]

ザ・フラットヘッド (The Flat Head) は長野県千曲市に本社を立地している日本アメリカンカジュアルウェアブランド
== 概要 ==

*1996年創業。株式会社フラットヘッドザ・フラットヘッド (The Flat Head) というブランド名で、第二次世界大戦後、1950年代のアメリカンカルチャーを基として、「今と過去の融合」をテーマに衣料品の企画製造・販売を行っている。フラットヘッドではテーマのようなレーベルを展開している。フラットヘッド (The Flat Head) 、グローリーパーク (Glory Park) 、パームスレーベル (Palms Label) 、ブラックミント (Black Mint)、MK等 がある〔FLAT HEAD公式サイトより 〕。特徴としては、ブランドロゴにフライングホイールを掲げている。
*また、手掛ける衣類は全て国内生産で、「メイド・イン・ジャパン」にこだわった高品質の衣類を提供しているたとえば、Tシャツは20番糸による3本針縫製を採用しており、極めて強度が高く、長期に渡って使用しても首回りがヨレヨレになることもなく、経年変化を楽しみながらも、安心して利用することができる〔社長の小林は「手にして5割、着て7割、着込んでようやく完成する。」と雑誌『デイトナブロス』Vol.006にて表現している。〕〔Tシャツ ココが凄い! 〕〔フラットヘッドのTシャツの秘密 〕〔ダチョ・リブレ第70回「へらクレス/長野でハンバーグを作る」放送分〕。また、鹿革のレザーパンツは牛等と比べて鹿の体格が小さいことから1枚革でのレザーパンツは不可能とされてきたが、フラットヘットでは藤岡勇吉本店とのコラボでこれを可能にした〔不可能とされた1本取りによるディアスキンレザーパンツ 〕。一枚皮として使えるような大きな鹿は全体の一割程度、その中で傷などがないものがさらに一割程度であり、極めて希少な鹿革といえる〔ダチョ・リブレ第70回「へらクレス/長野でハンバーグを作る」放送分〕。このような世界で誰もやっていないアパレル製品を世界に発信することをコーポレートアイデンティティとしている。
*国内生産にこだわる理由として、社長の小林昌良は、「日本には世界的にも稀な高度な職人技がアパレル産業にも数多く存在しているにもかかわらず、安価な労働力を求めて海外生産がこのまま進行していけば、国内の貴重な職人技が消滅してしまう可能性が高い。一度失われた職人技を再び復活させることは容易ではない。このような職人技を後世に残していきたい。そのためにはより高付加価値な製品が必要であり、より質が高く、長期にわたって楽しめる製品を作り続け、高度な職人技を活かしたアパレル製造が若者にとって魅力のあるビジネスとなるようにしなければならない。高度な職人技の後継者育成にも貢献したい。」と述べている〔デイトナブロス』Vol.006、2008年9月24日発行、107ページ、ネコパブリッシング ">HREF="http://www.kotoba.ne.jp/word/デイトナブロス" TITLE="デイトナブロス">デイトナブロス』Vol.006、2008年9月24日発行、107ページ、ネコパブリッシング 〕。その結果、例えば藤岡勇吉本店等では、高度な職人技に憧れて入社を希望する若者が増えていているという。
*国内生産にこだわりを持つだけに止まらず、本社所在地である長野県で可能な限り原料調達や製造を行うこともこころがけており、岡山県での製造が多いデニムを除いたアイテムでは製造工程の多くの段階が長野県で行われており、実際にTシャツは長野県安曇野市に、そして皮革製品は長野県千曲市に拠点がある〔「信州発 世界へ -フラットヘッド マサさんの信州良いもの探した旅第6回-」『信州を愛する大人の情報誌KURA』2015年3月号P90-93〕。
*また、長野県岡谷市岡谷蚕糸博物館でも知られるように、歴史的に蚕糸の名産地であった。このため、「岡谷の絹糸で、洗って使えるシルクのTシャツを作りたい」との計画を持っており、「かつて地域にあった養蚕を復活させ、もう一度長野の産業として広がることを願っている」という。養蚕業絹糸は「外貨獲得産業」として、明治期には日本の近代化(富国強兵)の礎を築いたことが知られているが、現在では安価な輸入品のため、高品質にもかかわらず産業としてかつてほどの勢いはなく〔坂本太郎『日本史小辞典』山川出版社、1995年。ISBN 4634090104〕、長野県の産業振興・地域振興としてもその再考と発展が期待される。その一環として、近年では長野県産蚕糸を利用したアパレル開発も信州大学繊維学部とのコラボで行っており、Made In Japanのみならず、Made In Naganoを世界に発信することも社是としている〔「信州発 世界へ -フラットヘッド マサさんの信州良いもの探した旅第6回-」『信州を愛する大人の情報誌KURA』2015年3月号P90-93〕。
*アパレル製造のみならず、関連会社の株式会社グローバルユニットでは、長野県産の食材にこだわったGoogie's Cafeというレストラン経営も2店行っており〔Googie's Cafe 〕、地元の果物を活用したフローズンヨーグルト店の軽井沢フローズンベリーも展開している〔日本経済新聞、2011年5月13日 ">「グローバルユニット フローズンヨーグルト FC展開3年350店」日本経済新聞、2011年5月13日 〕。このように地元長野県への貢献も大きいアパレルブランドである〔あえて「メイドイン長野」 〕。また、長野県埴科郡坂城町出身の版画家である小松美羽デザインの製品も販売している〔小松美羽ブログ2014年12月11日 ">小松美羽ブログ2014年12月11日 〕。
*さらにエレキギターアコースティックギター真空管オーディオアンプも地元長野の企業との連携で販売している〔http://tfh.flat-head.com/modules/goods/index.php?content_id=86〕〔http://tfh.flat-head.com/modules/goods/index.php?content_id=33〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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