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『ザ・ミラクル』(''The Miracle'')は、イギリスのロックバンド・クイーンの1989年のアルバム。 長い活動休止とソロ活動の末にリリースされたアルバムである。音楽的な活気がみなぎっていたため、ファンはクイーンのライヴ活動継続を期待するが、当時のインタビューにおいてフレディ・マーキュリーは、このアルバムに伴うツアーを行わないことを語った〔原因は、フレディのエイズ感染にあったのだが、当時は外部にその事実を知るものがいなかった〕。この頃アメリカや日本ではクイーンの人気は一段落した感があったが、1985-86年もツアーをしたイギリスやヨーロッパ各国、南米では相変わらずヒットアルバムとなった。 この頃のクイーンはスタジオでセッションしながら曲を構築していく方法が多くなり、全曲がメンバー全員の共作とクレジットされた。また、アルバムに収録しきれない数曲〔「ハイジャック・マイ・ハート」、「マイ・ライフ・ハズ・ビーン・セイヴド」(アルバム『メイド・イン・ヘヴン』収録のものとは、バック演奏が別)など〕を、CDシングルのカップリング曲として発表したばかりか、続けて次作アルバムの録音にとりかかる。 なお、このアルバムは、海外ではレコードとCDとの同時発売ではあるが、収録時間が長く、レコード収録バージョンは時間をカットされて短く編集された。またボーナストラックがCDより少なかったりすることから、CDとしてのリリースが前提のアルバムと考えられる。 4人の顔が合成されているジャケットも当時話題を呼び〔アルファ&スチャダラパー「惚れたぜHarajuku」のジャケットはこれのパロディである〕、バラバラになりかけていた4人が再び一体となっていることを表現していると言われている〔このジャケットの制作には「Photoshop Ver.1」が使用された〕。また、「グレイテスト・ビデオ・ヒッツ2」のジャケットにもなっている。 フレディ・マーキュリーはこのアルバムの製作中に、自分がエイズに感染していることを他のメンバーに告白したと言われている。 アルバムタイトルは、当初"The Invisible Man"が予定されていたが、リリース間近に現在の"The Miracle"に変更された。 ==発売日== *イギリス - 1989年5月22日 *日本 - 1989年6月9日 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザ・ミラクル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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