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ザ・ロネッツ : ミニ英和和英辞書
ザ・ロネッツ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ザ・ロネッツ : ウィキペディア日本語版
ザ・ロネッツ

ザ・ロネッツThe Ronettes)は、ニューヨーク出身の1960年代の女性歌手グループ。フィル・スペクターのプロデュースで知られる。
代表曲は、「あたしのベビー(Be My Baby)」「ベビー・アイ・ラヴ・ユー(Baby, I Love You)」「(The Best Part of) Breakin' Up」「(Walking) in the Rain(恋の雨音)」など。
リードシンガーのヴェロニカ・ベネット(別名ロニー・スペクター)が「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第69位にランクインしている。
== 経歴 ==
1958年に、フランキーライモンの楽曲「恋は曲者」にはまったヴェロニカ・ベネットが、実姉と年下のいとこを誘って結成した。メンバーは、リードシンガーのヴェロニカ・ベネット(Veronica Bennett;別名ロニー・スペクターRonnie Spector))(1943年8月10日生まれ)、ヴェロニカの姉のエステル・ベネットEstelle Bennett)(1941年7月22日生まれ-2009年2月11日没)、そしてベネット姉妹のいとこのネドラ・タリーNedra Talley)(1946年1月27日生まれ)の3人。
最初はドリー・シスターズと名乗っていた、これはロニー達の祖母がいつまでもお人形さんのように可愛い姉妹(dolly sisters) でいて欲しいという、願いを込めてつけたものだった。しかし、ロニー達はすぐにロニー&レラティヴス(Ronnie & the Relatives)とグループ名を変え、その後ロネッツとするに至った。これは、ロニーの母親がロニーの名前をもじって付けたものだった。
そして、3人でペパーミントラウンジというクラブに遊びに行ったところ、3人ともかなり派手に着飾っていたため、ステージのダンサーと間違われステージに上げられてしまったことがきっかけとなり、ダンサーグループとして活動を開始、その後コロンビアピクチャーズ傘下のコルピックス(Colpix)レコードにスカウトされ、1961年にレコードデビューをする。しかしながら、ヒットに恵まれなかった。
そこでロニーの姉のエステルが、ダメ元でフィル・スペクターのプロダクションに連絡したところ、スペクターは会う事を承諾。そこで行われたオーディションでロニーの声にスペクターが興味を持ち、ロネッツは彼の持つフィレス(Philles)レコードと契約を交わす事となる。
そして、1963年にフィレスレコードからの彼女達の最初のシングル「Be My Baby」(邦題・あたしのベビー)がリリースされ、同年の8月にビルボードチャートで最高2位、イギリスでも4位の大ヒットを記録するに至った。
その後も「Baby, I Love You」「Walkin' In The Rain」など数多くのシングルをリリースしヒットを記録していたものの、1960年代中期には活動休止し、1966年夏、ビートルズ最後のコンサートツアーの前座として北米を周ったのを最後に、解散した。後に復活したものの、あまり人気が出なかった。
70年代には、エステルとネドラに代わりチップ・フィールズとダイアン・リントンを新しいロネッツのメンバーとして活動していたこともある、74年にはダイアン・リントンに代わりデニス・エドワーズが加わり活動していた。
ヴェロニカは、1968年にフィル・スペクターと結婚。1973年に離婚した後、ソロ活動を開始した。
2009年2月11日、ロニーが自身のHPで、姉エステルの死を伝えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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