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お台場冒険王(おだいばぼうけんおう)は、フジテレビジョン本社およびお台場周辺海域にて夏に開催されていたイベント。フジテレビ本社屋、アクアシティお台場、デックス東京ビーチなどで開催されていた。 == 概要 == フジテレビ開局45周年を記念し、2003年以降毎年7月中旬〜8月末日(年度によっては9月第1週まで)に開催されており、2008年が最後の開催となった。2007年はフジテレビお台場移転10周年を記念してタイトルも「ザ・冒険王」とリニューアルした。 フジテレビは「コミュニケーションカーニバル 夢工場'87」以降、「お台場DODONPA!」(1997年)「P-kiesワンダーランド」(1998年)「BANG PARK!」(1999年)「お台場どっと混む!」(2000〜2002年)など数々のイベントを開催しメディアミックスを頻繁に行っている。 P-kiesワンダーランド以降、大規模なアトラクション展示を行っていた別会場の臨海副都心青海Q区画が所有者である東京都港湾局との期間賃借契約が2008年秋に終了する事に伴い、「お台場冒険王ファイナル〜君が来なくちゃ終われない!〜」を以て、同名称でのイベント開催は終了した。 同年4月からの湾岸スタジオの一般見学休止も重なり、『来年(2009年)はイベントが行われないのか』といった憶測がなされたが、もともと先述のとおり会場敷地に関する問題であったため、翌2009年度は隣接のP区画に会場を移転させた『お台場合衆国〜フジがやらねば誰がやる〜』が、フジテレビ本社屋・青海P区画・潮風公園・船の科学館を中心に開催された。 なお、会場であった青海Q区画は、高層オフィスビル・大型商業施設・フェスティバル広場からなる複合施設「ダイバーシティ東京」として2012年4月にオープンした。フジテレビは当施設のイベントプロデューサーとして参画している。 8月8日(フジテレビの日)は、フジテレビ社員が縄電車(縄で作られ、電車を模したもの)でフジテレビ社内を案内。毎年「もしもツアーズ」のメンバーが出発式に登場しており、2005年8月8日の出発式ではウド鈴木と伊藤淳史が電車男に扮し、出発進行を行った。なお、8月8日に縄電車で社内見学を実施するのは、新宿区河田町の旧社屋時代に開催されていた「フジテレビ祭り」からの伝統行事である〔2004年のめざましテレビでの軽部真一の談話より〕。同じく河田町時代に催されていたフジテレビ社員らによるフリーマーケットや、「フォークジャンボリー」(出演は坂崎幸之助、篠原ともえら)もフジテレビの日に開催されており、毎年恒例の目玉行事として定着した〔2004年のみ7F屋上庭園で盆踊りも行われ、共に2005年入社である平井理央、遠藤玲子らがスタッフとして入社前年参加していた〕。 館内放送「ちゃんねる冒険王」(2003年〜2005年)では、新人アナウンサーらによるアトラクションの案内の他、イベントの見所解説や芸能人とのトークショーの模様が放送されていた〔田淵裕章、宮瀬茉祐子、松尾翠らが、フジテレビ入社の前年(内定前)にイベントMCをしていたというエピソードがある〕。 有料エリアが設定されてあり、日付指定の「1DAYパスポート」が発行されていた。パスポートは冊子形式になっており、ガイドブックとしても利用可能。また、首から下げるひもが付いたビニールケースが付属している。なお、パスポートを購入すれば、フジテレビ社屋の球体展望室にも入場できた。このようなイベント開催時に限り普段とは違う特別料金が適用される手法はゴールデンウィークに開催されていた「お台場学園〜文化祭〜」でも同様である(ただし両イベントとも通常通りの球体展望室のみの入場チケットも販売されている)。 このイベントの大成功とスポンサー収入の減収により、このイベントがもたらした放送外収入は、テレビ局の収入に大きく影響するようになり、他局でも類似イベントが行われるようになり夏休みの風物詩になった。お台場冒険王はテレビ局主催の夏休みイベントの先駆けともいえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「お台場冒険王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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