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シエラ・モレナ山脈()は、イベリア半島南部にある山脈。Sierra(シエラ)はスペイン語で山脈という意味であるが、日本語では一般的に「シエラ・モレナ山脈」と表記される。 == 地理 == スペイン・エストレマドゥーラ州バダホス県、カスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダ・レアル県、アンダルシア州コルドバ県、ハエン県、セビリア県、ウエルバ県にまたがっている。東西に長く伸びており、その長さは約450km、幅は約75kmである。その東端はハエン県の北東にあるの上流部、その西端はポルトガルに近いウエルバ県北西部である。イベリア半島中央部に広がる広大な台地であるメセタ、グアディアナ川の流域、グアダルキビール川の流域を隔てている。 最高峰は標高1,332mのである〔Mendikat - Bañuela ( 1.332 m ) 〕。その他の重要な山には1,312mのコラル・デ・ボロス、1,298mのエストレーリャ岩山などがある。 アフリカプレートが北に向かって動いた際の圧力によって隆起した結果としてシエラ・モレナ山脈が誕生した〔Wes Gibbons & Teresa Moreno, ''The geology of Spain''. Geological Society of London, 2003〕。花崗岩や石英などの硬い古生代の岩石に加えて、スレートや片麻岩などの柔らかい岩石からなる。名称は「暗い山脈」を意味し、おそらくこの山脈を構成する暗い色合いの岩や植生に由来する〔Principales unidades de relieve peninsulares 〕。マリアニカ山脈(Sierra Mariánica)と表記されることもある〔Gran Enciclopedia de España - Sierra Morena 〕。 シエラ・モレナ山脈の平均標高は高くはなく、その最高峰の標高(1,332m)はイベリア半島の主要な山系の中でもっとも低い。山脈内のピークの標高は均質であり、山脈全体が600-1,300mの間に収まっている。メセタの南端のラインを形成しており、シエラ・モレナ山脈北部の大部分はメセタの標高(610-760m)をかろうじて上回る程度の標高しかない。その一方で山脈の南側にあるグアダルキビール川流域、いわゆるベティコ平原から見ると、この山脈の南斜面や渓谷は印象的で立派な地形に見える。ハエン県に位置するはデスペニャペロス川が形成した険しい峡谷であり、両側を岩が露出した薄い壁のような山に挟まれている。メセタから山脈内部を通ってアンダルシア地方に向かう際の主要な交通路となっており、鉄道路線や欧州自動車道路E-5号線がこの峡谷を通っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シエラ・モレナ山脈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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