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シオガマギク
シオガマギク(塩竈菊〔山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.446〕、学名:''Pedicularis resupinata'' subsp. ''oppositifolia'' )はシオガマギク属の多年草〔〔『日本の野生植物草本III合弁花類』p.116〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.688〕。シベリアシオガマを分類上の基本種とする亜種〔〔。 == 特徴 == 半寄生植物。茎は下部で分枝して株状になり、または分枝しないで直立し、高さは25-60 cmになり、ときに小枝を出す。葉は下部のものは対生し、中部より上は互生し、狭卵形で先はとがり、縁に規則的な重鋸歯がある。葉身は長さ4-9 cm、幅1-2 cm、基部は円みのある切形で、長さ5-10 mmになる葉柄がある〔〔〔。 花期は8-9月〔林 (2009)、188頁〕。茎や枝の上部に広卵形で、苞葉状の小さな葉が密につき、その腋に花をつける。萼は2片に裂け、長さ6-7 mm、幅3-4 mmになる。花冠は紅紫色で、長さ2 cmになり、一方にねじれて2裂した唇形になる。上唇は筒状で、先は鎌形に曲がったくちばし状にとがり、下唇は斜めに広がり、浅く3裂し中央の裂片はその両側の裂片より小さい。 雄蕊は花冠上唇内に4本あって、下側2本がやや長い。果実は蒴果で、長さ10-12 mm、幅5 mmになる3角状卵形-長卵形で、先はとがる。蒴果に多数の種子が入る〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シオガマギク」の詳細全文を読む
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