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シカクワガタ属 (''Rhaetulus'') は昆虫綱甲虫目クワガタムシ科に属する分類群。大アゴは根元で大きくL字型に湾曲し、先端は二股に分かれる。前胸背板の側面がぎざぎざになっていることも本属の特徴である。系統的にはノコギリクワガタやフタマタクワガタ類に近く、生態面や、脚部の構造に類似点が多く見受けられる。 奇抜な大アゴと背中の模様から、そこそこ人気があり、流通がある。 東南アジアの大陸部に広く分布するが、南のものほど背中の鼈甲色の模様が明瞭になる傾向がある。 寿命は半年から1年で、産卵から羽化までは1年程度。地表部の朽木に産卵し、幼虫には菌糸ビンを使うこともできる。 しかしクヌギは好まず、ブナやコナラをベースとしたオオヒラタケの菌糸ビンで大きくなる。 == 種類 == === 日本 === 1種のみが確認されている。 ;アマミシカクワガタ ''Rhaetulus recticornis'' : 奄美大島と徳之島に生息する。日本に生息する唯一のシカクワガタ。シイを好む。野生下では小型の個体が多い。 : シカクワガタの亜種から独立した。大アゴの発達もそこまでではなく、海外種程の奇抜さはない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シカクワガタ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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